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選挙ボランティアをやることで

こんにちは。挿絵のSachiaです。
いい未来を見たいですね。
そのために選挙のボランティアをしてみるのもいいかもしれません。
今までにやったことのある、国政選挙・統一地方選挙のボランティアは、2015年衆院選、2017年参院選、2019年大阪府議選、衆院選です。
選挙ボランティアには、色々な仕事がありますが、有権者に対する電話がけに、話を絞って書いてみます。
電話がけの目的は、候補者の公約を知ってもらうこと、共感してもらうこと、一票入れますと言ってもらうこと、ですね。
プロセスの中で、重要なのは、電話の相手が何を理由に一票を躊躇っているか見えたときの、こちらの反応です。
例えば、候補者が野党だったら、「野党は反対ばかりしている」とイメージされるかもしれません。
「野党は反対することが役割です」と言ったら終わります。
「反対ばかりしているのではなく、政策立案をこれだけしています」これは情報としては伝わりますが、すぐにイメージの払拭にはならないこともあります。
「小選挙区制の中では、ベストな候補ではなく、ベターな候補を選べるだけです」という言い方をすると、ニュアンスとして、「私の一票は無駄にはならない」という気持ちが、伴いやすくなります。
ここで起きているのは、相手の中にある、問題解決を代わりにしてしまわない、というフラットな関係性の構築です。

これをマスターすると、周りの友人との関係においても、フラットな関係が作れる、あるいは、作ろうと思えば作れる、という人として、安心感を持って貰えるようになります。

よく人に相談される人というのは、どういうパターンの人であるかを考えたときに、この条件は外せないことではないでしょうか。

例えば、最低賃金を上げる公約を揚げる候補者が、当選して、より良い未来が来る、このことと同時進行で、自分の身の回りの人が、フラットな関係性に留意する人になっていくわけです。

少なくとも私の身の回りには、フラットでない関係が、他の人より多い、ということかもしれません。

フラットな関係をすでに構築できている友人・知人には、「この候補者応援してるんだよね。一票入れてくれない?」と頼むのも、グッとハードルが下がりますよね。

私にとっては、この一言は、大変重いものであったことがありました。

さらに、雇用主と、雇用者の間の関係がフラットであれば、賃上げ交渉のハードルは低いものになり、賃上げに一歩近づくと言えます。

何かのヒントになれば幸いです。

例えば、私は障害年金2級の受給者ですが、国家との関係はフラットではないです。自律支援の申請には、家族関係と預金額が必要です。問題解決は、当事者の能力の範囲から取り上げられて、行政の判断することに変質します。
家父長的なパートナーシップにおいても、問題解決を提示することが、相手の解決を信じて待つことから逸れる、離れることであったりします。

フラットではないですね。

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