「窓をひらく」J-STAGE抄録ピックアップ
1.「統合失調症」浜田芳人
本書のポイントが3点挙げられている。
①診断はICD-10で行い、外因性の精神疾患を鑑別する。外因性の精神疾患とは、脳器質性疾患、症状性精神病、薬物性精神障害である。
②治療目標は当事者が希望を抱き自分の能力を発揮して「自ら選択できる生き方personal recovery」を支援することである。
③薬物療法はSGAs(第二世代向精神薬)を低使用から適用量まで増量、漸減すること。リスペリドンについて自家薬龍中のものとすること。
統合失調症は、発生