印象派における象徴の扱われ方

印象派は不安定である


・生きている絵とは「対照」である
光と影との
生きているものと死んでいるものとの

揺らぎを感じさせる
周波数を感じさせる

絵を見て、現実を見て、変わって見えるのはどうしてか。
・目の解像度の変化
・脳の変化

絵の一要素(効果)
・印象派の絵から人々が受けている感動は、絵の波動と自己の波動の「相乗効果」である(出典)
←モネの光のチラチラは揺らぎである
←魂の揺らぎは効果である
←あってる

「変化」をもたらす「効果」

・「色のヴァルールは画家が色合いに応じて多少の白を加えることによって生じる」→効果と浮き出しのために(出典)(体験済み)

・純粋な色→切り抜き絵の効果(出典)(北斎・マチス)
立体感がないこと

・形と色とは、別のものである(出典)(未知)
形は、トーンだけでは表現できないから。←トーンで表現できる。
形は、線で表現できる。

・芸術は抽象である→具体の中に,多角的に見て、普遍をつかむ(未知)
普遍とは本質のこと、要素をたくさん持つ
本質とは最後は素粒子(あったりなかったりする)見るときだけある
本質の一つは、関係性のこと

心の中の普遍←神話にありそうな気がする
潜在意識、元型
普遍とは何か
人間の普遍
・誰にでも通用することが普遍
・時代は共有している
・人間の姿をしていることは共有している
・死ぬことも共有している
・生活があることも共有している
・国民であることは共有している

絵の題材・テーマについて

物と別の物との間に共通するものがあるか
・コップと女性(用途)
・時間と旅人(通り過ぎる)(性質)

テーマに抽象を置く
モチーフに具象を置く

・印象派には、抽象つまり「物の形」がない?
←テーマに象徴性がどれほど込められているか

←抽象、象徴とは見る人の心理の中に、ある共通の意味をなすこと
←物の形を表現することによって、物体が「存在」という意味をなすこと「存在」とは「要素の複合である」

絵の技法の一要素(ヴァルール)
・絵を安定させるヴァルールの否定は色の破滅をもたらすものと考えられた,ヴァルールは色の肯定
(出典)
・ヴァルールの錯覚→絵が不安定になる→色を影に近い調子まで「混ぜる」必要←影は複合色である
(出典)
象徴性のある色の使い方


絵の一要素
・絵の純一性と全体的な光の効果の一致

共同体について
・ゴッホが共同体を企画した根拠は、個人では「晴朗な頂」に到達できないと考えたためである
誰が「色彩総合の腕を持ち」誰が「大きな優れた素描を持ち」誰が「意想外な統一をもたらす想像力をもつか」
・南仏人のような激しい感情的なオランダ人であり、もう一人は北欧人のように冷たい堅苦しいわがままなフランス人であった

・個人主義を団結によって越えようとした「ゴッホのイズム」 時代を越えるもの
・西洋の個人主義の時代の先を見ていた

・印象派の人々の社会関係の限界が「個人主義」であったこと。
・新しい文化の創造のための異文化との接触

・現代では、日常が「救い」であるということはあるだろうか。何からの「救い」かによる。
「救い」とは心の平安←何が平安を乱すかによる
・安全欲求
・死が救いのこともあるし
・地獄が救いのこともあるし
・不安がないことが救いのこともある
・依存が救いのこともある
・孤独が救いのこともある
・やることがあること
・求めていたものが得られること「平凡」を求めていた、とわかればそれが救い
・人を喜ばせることが救いだったらそれが救い
・女性が救いだったら女性が救い
・法が救いだったらそれが救い
・お金がないことが救いだったらそれが救い
・お金があることが救いだったらそれが救い
・問題解決が救いだったらそれが救い

現代はマニエリスムに似た時代である


・正定聚
・ありふれたもの
・習慣


・日常の中には、家族があり、常識がある。

・家庭はある程度までは、不幸生産機である
・レイン参照

・社会学の本読むこと


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