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セラピストの会話力

兵庫県尼崎市でタイ古式マッサージサロン&スクール ジムサヤームを経営しています。

写真は2014年12月(めっちゃ前ww)

タイのウドンタニ県のハスの群生地にて。

ウドンタニ県在住のタイ人の友人(おばちゃん)に連れて行ってもらい

その場で出会ったタイ人の学生さんたちとボートを相乗りしました🚤

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おばちゃん…決まってるやん…😎


今日はセラピストの会話力について。

会話力というか読解力というか。

敬語もなんですが、変な日本語をそのまま接客で使ったり、主語があいまいな会話を繰り広げがちだなぁって昔から思っています。

質問の答えが答えになってなかったり。


先週のドラゴン桜での桜木先生と楓ちゃんの会話が良い例でした。

楓「私東大に行きたい!どうしても行きたいの!」

桜木「なぜそれを親に言えない」

楓「それは…私が悪いの」

桜木「俺はなぜ親に言えないか聞いてるんだ」

楓「だって…言えるわけないよ…」

桜木「なぜ言えるわけがない?」

楓「認めてもらえるわけないから…」

…と繰り返してやっと

楓「私の勇気がないから」


やっと答えに辿り着きましたね👀

この問答のように、質問に対する明確な答えがスッと出せない人って沢山います。


これはドラマだからこういう流れが大切だし、そもそも高校生だからこういう答え方になるのは自然なことですが…。

自分の感情や理由(言い訳)などが強すぎると

相手の質問に対する答え(相手が聞きたいこと)を伝えるのは難しいのです😌

特に自己保身の気持ちが強かったり

“自分の考えが正解でないと話しちゃいけない”と強く思っていて自分の考えに自信がなく、また“間違って恥をかきたくない”と強く考えやすい人ほどその傾向にあると感じています。


子どものうちはそんなのわからないし

大人になれば曖昧な表現も処世術として必要なんだろうとは思います。


でも、それがクセになってしまうと「会話の本質が捉えられない人」と見られてしまう懸念もあると思います。接客業12年超の経験から、聡明な方ほどそれを好まないことがわかりました。

日本語会話は英会話と違い、主語が曖昧でハッキリさせない文化なのも相まって捉え所のない会話になりやすいですよね。

…と何故かお客様と言語や文化についての見解を語り合うことがしばしば😂


そんな会話が繰り広がると「なんかめっちゃ頭良さそうな話してますね、わたしたち🤩‼️」と、本当に頭の良いお客様に対してふざけながら失礼な物言いwをしているのですが

「話しごたえがある」「マッサージも受けて濃い話もできて2倍楽しめた気分」「リラクゼーションの人って誰と話しても正直あんまり頭が良くなさそうというか…そんなイメージだったけどあなたは賢いね」など言われることで、ああなるほど…と私の仮説が確信に変わっていきました。

※私が賢いと言いたいのではありません。むしろFラン大にしか入れませんでした。語彙力中2なので察してください。


でも学力が足りなくてもコミュニケーション能力って磨けると思います。

(学力のない人間の必死の抵抗感がありますね😂おおめにみてください)


コミュニケーションが大切、と言えば“幅広いジャンルのテーマでの会話が必要そう”と思いがちですが…

ドラマの話や(今日は思いっきりドラゴン桜の話を出しましたがw)芸能人の話のようにどこかから受動的に受け取った話や抽象的な話って、誰とでもできるんです。

それって裏を返せば、本質的な意味では自分と相手が話してるようで、何も話していない。って思っています。

公の場や込み入った話をしたくない相手との会話で使うコミュニケーション方法だと思います。これも必要なスキルだと思います。むしろ私はこっちを磨く必要があるとさえ思っています。


私は“ちゃんと人と会話がしたい”タイプなので

テーマに対しての自分なりの考察や意見、疑問など自分の頭にあることを話し、相手から出てくる言葉に対し「ソウナンデスネー」で終わらせず深掘りしたり展開したり意見を述べたり…

といった“活きたコミュニケーション”をするほうが楽しいからそうしてきたのですが、結果的に「話しのできる人」と言われることがとても多いです。


リラクゼーションセラピストとしても社会人としてもTPOに合わせた会話ができるのがベストだと思います。


自分がどちらのタイプか(どちらが得意か)を把握して

良いところは伸ばし、苦手なところは練習して伸ばし…

結局伸ばすしかないというのが結論ですが😂

どちらも展開できるようになれば、最強だなぁと感じた日でした。


多分、一定水準以上の技術とおもてなしを身につけたあとは、このスキルがあれば鬼に金棒✨

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