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55週連続投稿に際し、羽生選手とフーテンの寅さんのコメントを引用させていただきます。

今回の記事でnoteへの週一投稿が55週連続となりました。

55週ということは、1年間なんとか続けられたということで、

一応ひそかに自分に課していた目標は達成できたことになりました。

毎日投稿している人がいる中で本当に大したノルマではなかったけれど、

それでも不精な自分としては

それなりに何度かくじけそうになったりもしまして、、

まずはこの私のつたないnoteをお読みになっていただいた方々に

大きな感謝をお伝えしたいと思います。ありがとうございました。


この一年、わが身を振り返って正直目指していた目標に対して

十分な成果が得られたとは言えませんが、

小さなことでも何かを目標にして努力をするのって

自分を律する意味で良いことだったと思うのです。


やや関連する話なのですが

先般の北京オリンピックで羽生選手が口にしたあるコメントが、

私の心に深く刺さってしまいました。

それは

「努力って報われないなあ」

というひと言です。

不幸な演技ミスも響いてメダルを獲得できなかった後、

インタビュアーの取材に絞り出すように語られた言葉。

決して前向きなコメントではないので、

こんなに深く共感してしまったのは私くらいかと思っていたのですが、

あとで聞くとトレンドワード入りしていたようですね。

そうなんです。

私が60年弱の人生を通じて、悲しいけれど一番痛感するのは

「努力って通常は報われない」ものってことなのです。

羽生選手のような結果を残し続けてきた天才アスリートでさえ

ついに辿りつくこの世の真理。

改めてこれを彼が発したことで「だよねー」となってしまう。

羽生選手に対しても急に親近感がわいてしまいました。


報われない努力を繰り返しながら、

ではなんのために人は生き続けていくのでしょうか。

この件についてはフーテンの寅さんが

これまた素敵な回答を遺してくれています。

甥の満男に「伯父さん、人間は何のために生きてんのかな?」

と聞かれたときのセリフ。

難しい質問に戸惑いつつも寅さんは答えます。

「何というかな
 ああ生まれてきて良かった、
 そう思うことが何べんかあるだろう。
 そのために生きてんじゃねえか。
 そのうちお前にも
 そういう時が来るよ、な?
 まあ、がんばれ。」

なんと温かい、それでいて正鵠を得た言葉なのでしょう。

成功もある、失敗はもっともっとある。

でもくよくよ思い悩んでもらちが明かない。

気楽に楽しく人生を謳歌しようじゃないか。

いいこと言うね、寅さん、、とつくづく思うのです。


さて私の今後のnoteへの書き込みはやや不定期になるかもしれません。

いや、これまで通りかもしれません。

自分に課したノルマから少し離れた形で

これからも楽しく参加させていただければと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。

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