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ワンオペ暗黒時代


・・・と、先週の日曜劇場「マイファミリー」で
鳴沢未知留役の多部未華子さんが言っていました。

お久しぶりです、「事務サン」です。
週一更新とほざきながら、やや遅れての登場です。

前回の投稿に、スキ♡していただいた方
ありがとうございました(*^^*)
励みになりますので、またよろしくお願いいたします。

さて、題名の件ですが、「ワンオペ暗黒時代」という発言に
非常に共感させていただきました。

「ワンオペ」とは、本来1人では出来ないようなことを
1人でやらなくてはならないという意味があります。
「ワンオペレーション」が略されて「ワンオペ」となったそうです。

例1:「最近は夫の帰りが遅く、育児はワンオペだ」
例2:「家の中で掃除や洗濯をしてくれる人がいないので、ワンオペで頑張っている」
上記のような場合に使います。

事務サンの家庭は、まさにコレですね。
今の時代、同居して両親と一緒に暮らすという方は昔に比べて少ないのではないでしょうか。
その為ワンオペで育児をするママさんも多いと思います。


事務サンは現在2●歳です。(ご想像にお任せしますww)
結婚して3年目、もうじき3歳になる子供がいます。
主人は変則的な仕事をしていて、夜勤もあります。
A直~Z直まで管理され、一週間交代で仕事を回しているそうです。
土日は殆どお休みですが、夜勤がある=ワンオペというのは必然ですね^^;

妊娠が発覚した時は、都会で一人暮らしをしていました。
子供を産む、と考えた時に、住み慣れた環境で育てたい気持ちが強くなり
入籍後主人と相談し、子供の為にも事務サンの地元に戻ることに決めました。

子供が生まれて、実家から車で10分程の場所にお家を建てました。
近くなので何かと助けてもらっていますが、両親も共働きですし、
主人の両親は遠方に住んでいますので頼れません。

実家に頼れるだけ全然マシですし、もっと過酷な環境で生活されている
ママさんはたくさん居ると思います。

でもある日、事務サンは壊れました。
まだ子供も生後半年位で、仕事を始める前の話。

事務サンは、割と家事が好きな方です。
ハイハイ真っ盛りの子供に、汚れたフローリングを這わせることは出来ないし、
部屋も1日1回掃除機をかけないと気持ち悪いです(;・`д・´)
食器も次の日に持ち越して洗うのは嫌いです。

ただ、子供が小さいとなかなか家事に手も回らず、
部屋は何度片づけても散らかされ、寝る時間も食事の時間も不規則。
寝れない、食べれない、トイレに行けない、育児中の「3つのない」も頻繁にありました。
主人が夜勤の週は、会話もあまり出来ずストレスばかりが溜まりました。
事務サンの性格上、気の許した相手には事細かに喋らないと気が済みません。

出口の見えない真っ暗なトンネルを彷徨い続け、ついに何かがプツンと切れました。

子供を置いて、車の鍵を取り、玄関を出ました。
なんでそんなことをしたのか、どこに行こうとしたのか、何も考えず車に向かいました。

このまま消えてしまいたい、もう疲れた、そんな言葉が頭をグルグル…。
今思えば、ちょっと鬱っぽかったです。

幸いその日は主人が夜勤ではなく、仕事から帰ってすぐにお風呂に入っていました。
異変に気付いた主人が、子供を抱えながら物凄い勢いで事務サンを家の中に連れ戻しました。

ヒス気味に泣き喚きながら話を聞いてもらいました。
1人の子育ては不安、話を聞いてもらえない、睡眠や食事の時間が不規則で疲れた、
家事もきちんとしているのにすぐに汚くなってイライラする…

全て口に出したら少し落ち着きました。
冷静になり、私はなんてことをしてしまったんだろう、と何度も子供と主人に謝りました。

主人は、イライラするのは仕方ない、子供だって人なんだから全て思い通りにはいかない。
時間が不規則なのも今は我慢するしかない、辛いかもしれないけどいずれ終わりは来る。
家事だって別にやらなくてもいい、部屋が散らかっていても、お惣菜のご飯でも、俺はいい。
と、言ってくれました。
寛大ですね(´;ω;`)

今現在も絶賛ワンオペ中ですが、子供も少しずつ会話が出来るようになり
意思疎通もわずかですが可能なので、前ほど大変ではなくなりました。
今は魔の2歳児なので、強烈なイヤイヤ期に対抗中ですが、
こちらもボケ防止で頭を使わせてもらうので(笑)イライラしつつも、楽しんでいます(^_-)-☆


そんな事務サンが、結局のところ何が言いたいか、というと
「ワンオペ暗黒時代」に差し伸べてくれる手はありますか?ということです。

今回の件は、主人のおかげで事なきを得ましたが、
家族、友達、職場の仲間、子供が助けてくれることもあります。

どうしようもなく辛くて、何もかも捨てて楽になりたい!
と思ったことがある人もたくさんいると思います。
子育てだけでなく、人間関係だったり、人生の分岐路に立たされた時に
悩んで、落ち込んで、悲しい気持ちになったりもしますよね。


事務サンは、頭がキレる秀才でもなく、
言葉で人の気持ちを動かす教祖のような力があるわけでもなく、
どこにでもいる普通の主婦です。

抽象的なことしか言葉に出来ないのが非常にもどかしいのですが
解決までには至らなくても、声に出して発散したり、殴り書きでも紙に書いてみると人は落ち着きます。

まずは落ち着いて、深呼吸。
考えるのは、落ち着いてからでも遅くはないです。


「ワンオペ暗黒時代」という、飲み込まれそうなほどの終わりなき深い闇夜に、ぼんやりでも、やさしくあたたかい月の光が差し込みますように。
(なんだかセーラームーンの決め台詞みたいになってしまいましたww)

でもきっと、その光が、あなたを助けてくれますよ( ˘ω˘ )



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