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1分で理解するICP(Internet Computer Protocol) 第6回: ICPベースのゲーム紹介②

前回、こちらの記事にてICPベースのゲームを紹介しました。

今回は、それらのゲームの中から、筆者が注目したものをいくつかご紹介したいと思います。

🔹 Mareo: ICP版マリオです。ファミコン(?)世代のマリオとほぼ同じものかと思います。まずは王道から攻める、といった感じでしょうか。
Mareo: https://makqn-piaaa-aaaah-qadvq-cai.raw.ic0.app/

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PCのキーで非常にスムーズに動作します。普通にマリオがプレイできるので、なかなかハマります。まず注目すべきなのは、Internet Idenitityでログインすると、クリアしたステージでセーブとロードができる点です。もちろん、ログイン時にIDやパスワードの入力は必要ありません。


🔸2048: ご存知の方も多いと思いますが、数字を使ったパズルゲームです。こちらも王道です。9x9まで拡大も可能です。2048: https://qwsdo-xaaaa-aaaah-aaa3a-cai.ic0.app/#/classic-game

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こちらも、Internet Identityでログインすれば、自分の最高スコアが保存されます。


🟩 HexGL:
スペースジェットでタイムアタックをするゲームです。高画質で操作性も高く、ホストされているデータのサイズもそこそこ大きいのではと思うのですが、操作感やロード時間には全く問題がありません。
👉将来的に、Playstationなどの家庭用ゲーム機レベルのゲームも、フロントエンドまで含めて全てブロックチェーン上で構築されるのではないか、という可能性を感じられます。
HexGL: https://neqb2-dyaaa-aaaad-qameq-cai.raw.ic0.app/

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🟥 Sportifi Rescue: スマホで無料のアプリのゲームをしていると、広告でよく出ててくるアレですね。
Sportifi Rescue: https://roi5f-yiaaa-aaaad-qaofq-cai.raw.ic0.app/

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👉いくつかICP上のゲームをプレイしてみるとわかりますが、これまで紹介しているゲームでは広告が出てきません。そもそも、開発者が直接的に収益をあげる目的で開発しているわけではない、ということなのであろうと思いますが、IPC上のゲームのように、分散化されており・トークンエコノミクスが存在するプロトコル上で展開されるゲームがどのように収益モデルを作っていくのかは、今後の考察に値すると思っています。既存のGameFiでは、運営側では手数料や広告収益の実績もあるものと思いますが、それと同様な仕組みが適用されるのか、はたまた独自のトークンガバナンスが適用されるのか、想像が膨らみます。


🟨 Texas: ポーカーです。ログインしている他のプレイヤーと自動でマッチングをしてくれます。ウォレットが一体になっており、"GFT"という独自のトークンを使ってプレイができます。
Texas: https://lm5fh-ayaaa-aaaah-aafua-cai.ic0.app/

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ウォレットのタブで、"Mint"をクリックすると、初回は3000 GFTを入手することができます。これを賭け金としてプレイできます。

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UXは、洗練されているとは言えないかもしれませんが、一応プレイは可能で、勝利すればベットされたトークンを獲得できます。(負ければ相手に奪われます)
Internet Identityでのログインを行うので、プレイ履歴や保有トークン数は保存されます。
👉今のところ、GFTトークンは他の仮想通貨などと交換はできないようですが、もしもこのトークンが取引所・ICP上のDEXなどで価格のついているトークンと交換可能になったとしたら、、、まさに仮想通貨/ブロックチェーンカジノが成立するかもしれません。ICPのセキュリティの高さ、処理スピードの速さ、大きなデータをホストできる特性は、仮想通貨/ブロックチェーンカジノの普及に寄与するかもしれません。

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