第4章 郵便番号を3文字、4文字に分けるプログラムでVBA独自の関数を身につける
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0章、1章、6章まとめについては全て読むことができます。
4-1.列を挿入し、VBA上の関数を活用して郵便番号を分ける【Insert、Left関数、Right関数】
郵便番号を分けるための準備を行う
それでは「郵便番号を3文字、4文字に分ける」というマクロを考えていきます。
ここまで来れば、VBAを学習する上で、山場であるステートメントや変数が終わっているので、あと残り4分の1ほどです。
あと、少ししっかりとついてきてください。
現在はB列のひとつのセルに7桁全てが入っています。
これを分けていきますが、現状、3文字と4文字を入れるセルがありません。
3文字と4文字を入れるためのセルを作るために、郵便番号が入っている左側に2列追加します。
列を追加するには、1列ずつ追加する方法が一般的ですが、B列とC列の2列選択した状態で挿入の操作をすると、2列挿入されます。
この2列追加されたB列とC列の1行目には、それぞれ「郵便番号1」「郵便番号2」のタイトルを入れていくことを考えていきます。
そして、2行目以降には郵便番号がB列とC列にそれぞれ3文字と4文字が入れば、D列の7文字の郵便番号の列は不要となるため、D列を削除していきます。
この動作をするマクロを考えていきます。
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