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第5章 送付状を作成し、印刷をするプログラムでシート間のやり取りを身につける
この投稿はkindle出版している書籍の内容です。
0章、1章、6章まとめについては全て読むことができます。
5-1.送付状シートの追加とシートの選択する【Sheets、Select】
シートを選択し、セルを指定する
送付状を作成していきますが、ダウンロードしたファイルはもともとcsvで、csvは一つのシートしかもてないため、元データしかありません。
送付状シートを一から作成してもいいですが、今回は同じフォルダ内に「DMリスト」ファイルがあるので、そのファイルにある「送付状」を活用していきます。
今回は、ほかのシートから宛名だけを反映する方法を説明するのみなので、データをダウンロードしていない場合は、宛名位置だけ同じにした送付状を作成いただければ、大丈夫です。
DMリストの送付状の宛名部分のA3のセルには「名前 様」となるように、「セルの書式設定」をすでにしてあります。
実際にセルに入っているのは「名前」だけで、自動的に「スペース」と「様」が付くようにしています。
「DMリスト完成」ファイルから「送付状」シートをコピーする方法は、作成中のファイルとDMリストファイルの両方を開いた状態で「送付状」シートを「右クリック」→「移動またはコピー」→「コピーを作成する」にチェックを入れて、移動先のブック名を作成中のファイルにします。
そしてOKを押していきます。
そうすると、作成中のファイルの中に「送付状」シートがコピーされていることがわかります。
そして、今回のマクロが動作する時点でのファイルの状態は「元データ」とこの「送付状」の2つのファイルがある状態でマクロが動く想定をしています。そのため、それ以外のシートは削除しておきましょう。
流れとしては、元データは別のファイルにあるという想定なので、データをコピーするところから始めます。
1.yyyymmdd.csvの本日の日付のデータをコピーする
2.DMリスト.xlsm(作成中のファイル)の元データのシートにデータを貼り付ける
3.マクロを動作させ、必要なデータを準備する
4.送付状に宛名を入れ、印刷する
今回は4の動作を考えていきますが、宛名部分は「送付状」シートのA3のセルに値を入れていくマクロを考えていきます。
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