基礎の本の購入を最後にしたいあなたへ Excelマクロ超入門 第0章
この投稿はkindle出版している書籍の内容です。
0章、1章、6章まとめについては全て読むことができます。
はじめに
この本をご覧いただき、ありがとうございます。
【この本をお届けしたい方】
・他のマクロの本で挫折した経験がある方
・ゆとりのある文面でマクロの学習したい方
・マクロの基本を1冊で身につけたい方
・Windowsのパソコンで操作をしている方(Macは動作が異なる部分があります)
このような方を対象としています。
まず、お話ししたいのが、マクロの学習において、最初に挫折してしまうことが多く、私自身も書籍で習得するのを挫折した過去があります。
【挫折しやすいポイント】
・ 紙の書籍は文字が詰まっていて、分厚い本が多く、最初の数ページを読んでもわからないのに、あと300ページ以上もあるのか・・・と挫折
・ コードの詳しい説明をしてくれているけど、実際のコードではほとんど使っておらず、どこまでが必須なの・・・と挫折
・ 難しい用語を並べているけど、結局それってどういう意味!?と説明されずに次にいかれ、おいてけぼりにされ・・・挫折
・・・いかがでしょうか?
あなたにも思い当たる節はないですか?
私のモットーは「簡潔にわかりやすく伝える」です。
そして、私が、この本を読んでくれているあなたにご提供できるのは「マクロの学習において、最初の一歩という重要なポイントを押さえてもらうこと」です。
そのために、この本で説明するコードについては、原則すべて説明を行い、補足として、細かい部分の説明を行います。
この本では下記のコードの内容をお伝えしますが、今、わからなくても全く問題ありません。
※コードを見ていただくためにあえてコメント(日本語で内容を書いたもの)は省いています。
最後までお読みいただければ、この内容を理解した上で、あなた自身の力で書くことができるようになります。
この本を読みながら、実際にコードを書き、理解をしながら読んでいただければ、下記のチェックリストのすべての項目にチェックをつけていただけることでしょう。
反対に下記の内容がすべてわかるのであれば、この本では物足りなく感じてしまうため、他の本を購入することをお勧めします。
【マクロ理解度チェックリスト】
□マクロを作成するために必要な「開発」タブを表示できる
□マクロを書くためのVBE(Visual Basic Editor)を立ち上げることができる
□新しいModuleを追加できる
□Sub~End Subのかたまりでコードが書ける
□マクロの名前を設定することができる
□オブジェクト(セル・シートなど)、プロパティ(値、名前など)、メソッド(動作・命令など)を使える
□VBA関数(LEFT、RIGHT関数など)を利用することができる
□ステートメント(IF、For~Nextなど)を利用することができる
この本では、「VBAというのはMicrosoft社が出しているExcelのプログラムで・・・」のような話はしません。このように読んでいただいているということは、VBAというのが大枠どのようなものか知っていて、とにかくマクロが自分で作れるようになりたい!という方だと思います。
VBAの良いところは、1行のコードを書いても「随時動作を確認できる」という点です。
そのため、一番挫折が少ない習得の方法は、コードを追加するたびに随時動作をさせ、動きに間違いないかを確認していくことです。
エラーが出るたびにすぐに修正すればよく、この修正作業のことを「デバッグ」と呼び、実際にマクロを作る際にも、誤りがあれば、画面上に出てくる単語です。覚えておきましょう。
VBAを組み立てる際には、
1. まず「なにをしたい」かを考える→私がお勧めているのはすぐに内容のコメントを書くこと
2. 1で考えた「したいこと」に対するVBAを入力する→調べながら追加していく
3. 動作を確かめる
4. 問題がなければ、次のプログラムを追加する
この繰り返しです。
上記を使って、一番、VBAが身につきやすい方法は「ご自身の普段の作業や業務を効率化させるためにマクロを使うこと」です。理由は簡単で自身の作業・業務が次から次へと効率化されるわけですから、楽しくないわけがありません。
私自身も自分がやりたいことを解決していくことでワクワクしながらVBAを学習しました。とはいえ、基本の基本がわかっていないと簡単なコードすら書けません。
私はいろいろな書籍やサイトを数十時間かけて確認し、できるようになりましたが、あなたにはこの本を読んで、もっと短い時間で習得をしてほしいと願っています。
さて、前置きが長くなりましたが、早速マクロの作成に入っていきましょう。
本文に入る前に、本書の読者特典として、
・ この本で使っているダミーのExcelデータ(Excel)
・ マクロを作成した後の完成データ(Excel)
・ ご自身のマクロを考える上で必要なフレームワーク(ExcelとPDF)
・ 実際に講座で使用しているスライド(PDF)
以上を無料で差し上げます。
ぜひ、お受け取りください!
https://drive.google.com/file/d/1cRYTwOMYLqVstWWowtXZSg0GivamQMc0/view?usp=drive_link
※Googleドライブを使用しているため、右上のダウンロードマークより、ダウンロードしてください。
※この書籍は私自身がExcelの操作を説明した動画講座を元に書籍用にしたものとなります。講座内で利用しているスライドをご覧いただけます。
動画講座については、最後の私のプロフィール内で紹介しております。
【kindle書籍】
【著者プロフィール】
JIMOVE 山口
中学生時代に商工会議所が主催するExcel講座を受講したことをきっかけに資格取得をするようになり、MOUS資格(現MOS資格)の取得や、高校ではパソコン部に入り、初級シスアド(現ITパスポート)の資格を取得し、パソコン関係に興味を持つ。
社会人になってからは、前任者の退職によりマクロを利用せざるをえなくなり、独学で書籍やインターネットを読み、当時マクロの記録で作成されていたコードを改修し、A4で8ページ程あったコードを2ページで収まるようにした。
その後、マクロの便利さを伝えるために、初学者へ向けたセミナーの実施、動画講座の展開し、延べ8,000人以上の方に受講をいただく。
現在はTeachable(世界で2万人の講師が利用しているオンラインスクールシステム)を利用して動画講座の展開と、ブログ、Youtubeを中心に発信をしています。
【所有資格】
MOUS MASTER2003(Word Expert,Excel Expert,PowerPoint,Access)
MOS Specialist 2016(Word Expert,Excel Expert)
Excel表計算処理技能認定試験1級
初級システムアドミニストレータ(現ITパスポート)
【サイトなど】
動画講座については、下記のオンライン講座で実施しています。Teachableという世界中で2万人以上の講師の方が利用しているサイトを利用しています。
Excelの実際の動作を見ながら取り組めるので、より操作や動きがわかりやすく理解できます。今回の内容以外にも動画講座がありますので、興味がある方はぜひご覧ください。
オンラインスクール https://school.jimove.biz/
webpage https://jimove.biz
Youtube https://www.youtube.com/channel/UCiMNka9FEWGTaotGo8311YQ
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