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収納動線を想定した間取り計画で衣替えも楽チンに|家づくり・リノベーション

急に冷え込み少し肌寒く、長袖が欲しい日もちらほら。そろそろ秋冬物でも出そうかな…と、連休をつかって衣替えの準備を進められそうですね。

衣替えは春と秋の年2回のイメージがありますが、歴史をさかのぼると、なんと平安時代の宮中行事から始まっているそうです。

江戸時代になると、幕府が年4回の衣替えを制度化。武家社会は着物の種類も多く、1年を通じてさまざまな季節の行事を楽しんでいた時代だけあって、衣替えも多かったのでしょう。

その後、明治時代に洋服文化の普及とともに年2回の夏服・冬服の衣替えが制定され、それが現代の学校や企業の制服の衣替えにつながっていると思うと、衣替えもなんだか伝統行事のような気がしてくるから不思議です。

そんな衣替えですが、たった年数回とはいえ、入れ替える作業はなかなか大変。今シーズン服をたくさん買って量が増えていたり、育ち盛りのお子さんのサイズアウトした服の対応や、家族が多いお宅では人数分の入替作業。さらに、シーツや毛布など夏用・冬用寝具も入れたら・・・。

・ここに収納があれば便利だったのに・・・
・入れようと思ったモノのサイズが合わなかった!
・引っ越してみたら新居の収納が足りない

など、収納に悩みはつきものです。

これから家づくりを検討、またはリノベーションをするなら、押さえてほしいポイントがあります。いまの家では、家族の服の収納場所や、寝室と寝具の収納場所は、片づけやすいところにありますか?また、寝具とクローゼットなど収納場所のサイズはちょうどいいですか?

間取りを考えるときに、自分たちの暮らしや持ち物にぴったりあった収納を計画しておけば、衣替えはもっとスムーズにできるようになります。

間取りプランをつくるとき、大まかな収納場所は決めても、細かなサイズまでは見落としがちです。夏の間はしまっておきたい羽毛布団や毛布などかさばるモノの大きさや量はどのくらい?洋服の収納は、ファミリークローゼットに一括なのか、各部屋なのか、家族それぞれの持ち物の量など、あらかじめ収納したいモノをサイズや量まで把握してから計画を立てておくと、使いやすい収納がわかってきます。

これから家づくりやリノベーションを始める方は、今住んでいる家の収納の困りごとをぜひ『はれやか収納マップ®』に書き出してみてください。家中の持ち物と量をしっかり記録! すると改善点も見えてくるので、間取りを決める際に設計士さんに問題点も相談でき、自分の生活スタイルに合った使いやすい収納計画をつくることができます。

書籍「はれやか収納マップ」には、持ち物をリスト化して書き出せるページがあるので
モノの持ちすぎにも気づけます
どこに何を入れるかを間取り図に書き込んで収納を「見える化」すると
出し入れしやすい収納がわかりやすく

新居は、使いやすい収納間取りを実現して、衣替えの出し入れも楽に過ごしたいですね😊

気付いたことをどんどん書き込んで使える本『はれやか収納マップ®』
ぜひお試しください。