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木を上手に使う!素材を生かした空間の演出|リノベーション・ジャーナルvol.5

リノベーションで、インテリアや空間を好みにしたいけれど、アクセントウォールで壁や天井の色使いを考えるほかに、どんな手法があるでしょうか。

たとえば、LDKをワンルーム的に扱う間取りでは、キッチン台を取り囲む壁面を空間のアクセントとして生かすこともできます。キッチン台の前板部分を木材にして、使う木の種類や、仕上げのペイントを変えることで空間の印象ががらっと変わります。

そんな事例を写真付きで載せている、リノベーション専門誌『Renovation Journal vol.5』は、プロ向けの雑誌ですが、木の素材や建具を上手に使った空間演出の紹介ページは、インテリアに悩む一般の方にもアイデアを見つけられる1冊としておすすめです。

前述のキッチン台の前板部分に木を張って個性を出すリノベーションでは、マンションのように長い木材の搬入が難しい場合も、材料を短い板にして縦張りにすることで、垂直に伸びる板の効果で空間をスッキリと見せたり、短い板を目地をずらして横に並べ、木の素材感を強調するなどの4事例を掲載。

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そのほか、マンションでも木質のナチュラル感を出すために、木の要素を追加して、古材のアクセント壁や間仕切り用の柱・梁で「木の家」の雰囲気を出す手法を紹介しています。

また、閉めると壁になる、天井まで届く大きな建具は、閉めたときに部屋の雰囲気が一気に変わります。建具に遊び心を演出した事例もあり、廊下側だけ扉の色を変えてみたり、あえて建具をそろえない「バラバラ使い」でレトロ感を出すなど、みどころが満載です。

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戸建てだけでなく、マンションのリノベーションを考えている方にもアイデア探しに使える1冊。ただいまAmazonで好評発売中!

『Renovation Journal vol.5』