ブログのネタやアイデアは朝考えても出てこない
ブログをやっている人であれば、ネタを探すのに苦労することは誰でもあると思います。
パソコンを目の前にして、何も書けないということを経験した人も少なくないでしょう。
私の実感としては、朝に書くネタを考えても何も出てこないことが多いです。
夜のうちに、ネタ出し、アイデアや大体の構成などを決めておいて、翌朝に具体的な文章を書く(もしくは修正する)というのが一番効率的であると感じます。
以前、樺沢紫苑さんの著書を読んで、脳内物質について勉強したのですが、脳科学的にも、理にかなったやり方ではないかと思います。
午前中の脳は、セロトニンやドーパミンという物質がよく出ているようです。
一言で言えば、脳の作業効率が高まっている状態で、整合性、緻密さ、論理性が必要な作業に向いているということです。
だから文章を論理的に書くということは、朝が良いと言えます。
しかし、書くネタがなければ論理の組み立てもありません。
脳内物質で考えると、午後になると脳は疲れてきて、高度な論理的作業効率は低下していきます。
その変わりに、アセチルコリンという物質が活性化するそうです。
そうなると、ひらめきや、斬新な発想をしやすくなり、クリエイティブな作業が適した状態になるということです。
論理的思考力が緩んでいることも作用し、より論理にとらわれない柔軟な発想ができやすくなるそうです。
そういうわけで、午後(夜)にブログのアイデアを考えるのは理にかなっていると言えます。
脳内物質のことは詳しくはわかりませんが、実感として、私は以前から朝と夜の自分の大きな違いを認識していました。
多くの人もそうではないかと思います。
仕事にしても、夜になると、思い切った行動をしてみようとか、違うことをやってみようという考えが湧き起こってくることが多く、文章を書いても、発言するにしても、挑戦的なものになりやすいのです。
現実的かどうかはさておき、やってみようという気持ちになるものです。
一方朝は、そんな気分には一切なれません。
私が朝に弱いということもあるのかもしれませんが、前日のテンションが上がった自分を恥ずかしく思うことがよくあります。
挑戦的な思考が抑えられるかわりに、冷静な自分がいます。
昨夜に考えた発想の非現実な部分がよく見えてきます。
このことをブログで考えれば、創造性を刺激する脳の物質が豊富なとき、つまり夜にアイデアを自由に出し、こんなことを書こうとか、言いたいことの骨格だけ考えておきます。
翌朝、それを冷静な自分が見て、ときに苦々しく思いながら、その題材の行き過ぎた部分を修正して、論理的な文章を組み立てる作業をするというのが最も効率的なように思うのです。
「ブログのネタを考えるのは夜に、論理的な文章を組み立てるのは朝に」
が理想的というのがブログを200記事ほど書いて思うところです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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