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読書とセットのアウトプットの方法

読書とアウトプットはセットであることを認識している人は多いでしょう。

学んだことを記憶に定着させなければ意味がありません。

せっかく何時間もかけて読んだのに、1年後には、どんなことが書いてあったかを何とか思い出せる程度では、意味のある知識にはなり得ません。

理解し、忘れないようにするためにはどうしてもアウトプットする機会が必要です。

そうは言っても、アウトプットに慣れていないと、意外と実行することはできないものです。

誰かに話せばいいと言われても、実際にはそんな機会は多くないでしょう。

三段階のアウトプットが理想

私の場合は、PCのメモ帳に要点や考えをまとめています。

これが第一段階。

必ずまとめたものを読み返します。

大変ためになる本だと思えば、ブログに要約・感想記事を書くこともあります。

これが第二段階。

そして、その内容を演説風に妻に話し、フィードバックをもらいます。(面倒だと言って、あまり聞いていない時もよくありますが)

これが第三段階です。

これは!と思った本は三段階のアウトプットをするようにしています。

なお、人の行動や習慣を変えるような本を読んで共感した場合は、実際に行動に移せば、まず忘れないでしょう。

アウトプットする際は、最低限、本に書かれている大事なところ、覚えておきたいと思ったところ、そして、それについて自分が考えたことや疑問、見解を記しておくことが必要だと思います。

これをしないと、振り返った時、驚くほど本の内容を説明できないことに気づきます。

もう一度読み返せば、「そうそう、こんな内容だった」とすぐに思い出せますが、自分で言葉なり文章にできなければ、完全に自分の知識になったとは言えません。

この本には、何となくこんなことが書いてあったなと覚えておいて、必要な時に見直すという方法もあるかもしれませんが、

似たようなジャンルで、たくさんの本を読んでいれば、得てしてどの本に書いてあったか混乱しますので非効率です。

書き出しが面倒なときは音声入力が便利

よほど読む価値のない本だと思わない限りは、第一段階のメモ帳への書き出し作業は欠かさないようにしています。

速読のつもりでさらっと短時間で一冊読破すれば、その時は気持ちがいいですが、ほぼ確実に1年後には記憶からなくなります。

一方、本を読みながら、大事なところや自分の考えをメモするのは、はっきり言って手間です。

ノートに手書きは、時間がかかります。

PCを利用するにしても、毎回毎回本を置いて、肘で押さえながら、該当部分を見てタイプするのは面倒です。

キンドルなどのハイライト機能やメモ機能でも良いのですが、紙の書籍と電子書籍で二つのメモを管理しなければなりません。

ソファーやベッドに寝転がりながら読みたいときもあります。

色々試しましたが、第一段階のアウトプットは、PCへの音声入力が一番かと思います。

毎回本を置いて、本を肘で押さえる動作が要りません。

本に書いてあることが中心なので、途中で言い間違えたり、つまったりすることも少なく、音声認識には適しています。

本に書いてある一文くらいであれば連続で話しても認識してくれます。

認識ミスもありますが、前後の文脈を見れば通じるので、多少のミスは修正しません。

(例)声 :・・・緊急で対応する必要があります。

   入力:・・・緊急で太陽する必要があります。

あくまで自分だけのメモなので、私の場合これくらいならスルーです。そうすれば幾分か作業が楽になります。

改行やスペースも音声で入れられますので、本を置くことも少なくなります。

どうしても気になれば、あとでまとめて修正します。

MacかWindows10であれば音声入力機能はあるはずなので、(マイク機能が搭載されていないPCはマイクを別途購入する必要はあります。)試したことがない人は、一度試してみてはいかがでしょうか。


以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。


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