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遂にこの日を迎えられました!
建築設計事務所を経営・運営する傍ら社会人学生として研究を続けてきましたが、遂に2024年3月26日博士号学位記を受領しました。

概観の研究内容は
「都市を創るのはアーバンデザイナーでも建築家でもなく世論である」です。
それを立証するために長年費やしてきました。都市開発について調査するためにシンガポールの都市再開発局で現地の行政実務者へインタビューを行ったりと博士課程の場合、単に国内外の先行研究論文を読み漁っているだけでは駄目で、グローバルな観点で且つ新たな知見が必要です。そのために海外に調査に行くことは必須といえるかもしれません。社会人の場合普段の日常業務があり、なかなかその時間をとることが困難です。クライアント様に事情を話して理解していただく必要があるのですが、幸いなことに私の担当させていただいているクライアント様全て、納期を調整していただいたりと協力を頂きました。日本企業は博士号に対して理解がなく、必要としていないという風潮がありますが、実際はそんなことはないのかもしれないと体感しています。
文部科学省は26日、不足する博士人材を2040年に3倍に増やす計画を公表しました。

このように日本が経済成長していくためにも博士の数を増やすのは重要な施策であり、私自身が社会人学生の時に「博士は求められている」ことを体感しました。

いずれにしても、博士号を取得するためには自身の努力以上に家族、会社、取引先の理解やサポートが必要です。そして、日本ではそういう環境が整いつつある状況ですのでこれから博士をとろうとしている方、又は現在博士課程で研究をされている方、
周りの方の理解、サポートに感謝することを忘れず、そして諦めずにやり遂げて下さい!

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