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ヨメのやる気スイッチ

今日から仕事が再開したヨメは、嬉しそうにどんなことをしたか、ボクに話してくれた。在宅での業務なので、途中で集中力が切れないか、正直、心配だった。でも、ヨメの話を聞いていて、楽しそうに仕事をしていたことが想像できた。よかった。

「仕事のおかげで生活にメリハリがついた」と教えてくれた。


どうやら、今日は、ジョギングもしたみたい。ボクを見送った後、近くの公園で走ってきたそうだ。昨夜、「明日からジョギングを始めてみるね」と冗談ぽく言っていて、まさか本当にやるとは思わなかった。ここだけの話、ボクの誘いを毎回断るぐらい、ヨメは走るのが大っ嫌いなのだ。

そのヨメが、自分から進んで、ジョギングをしたことに、ボクは驚いてしまった。思わず、「どうして走ろうと思ったの?」と聞いてしまった。ヨメは笑って、「太りたくないからね」と答えていた。



そこまで気にしていないように見えたが、もしかしたら、傷ついていたかもしれない。ヨメの言葉を聞いて、申し訳ない気持ちになっていると、「あなたのせいじゃないからね」「あなたのおかげでやる気になったのよ」と言ってくれた。

実は今日もね・・・とヨメの話は続いた。要約すると、今日は風が強くて、本当は走りたくなかった。でも、今日サボってしまうと、明日もやらなくなってしまうかもしれない。だから、頑張ってみた。とのこと。

走るのが大っ嫌いなヨメだからこそ、たくさん悩んだと思う。それでも、外に出て走ったヨメは、カッコいい。「初日から頑張りすぎると、嫌になっちゃいそうだから」と張り切りすぎないところもヨメらしい。


仕事が再開したことで、ヨメの笑顔がいつもより多く見られて、ボクは幸せ。