米国小売事情:Ralphsに初来店してみた

こんにちは。近くにRalphsなるスーパーがあったので、物見遊山がてら買い物してみました。「ラルフス」と読むようです。創業は1873年とのことで、思いのほか老舗ですね。イトーヨーカ堂が1920年創業らしいので、やはり、存外に老舗ですね。全国展開は一応しているものの、主戦場は創業地であるカリフォルニア周辺のようです。200店舗以上はあるというような記述を目にしたような。。。

一見さん目線で言わせてもらえば、店内が広く清潔で、品ぞろえも多く、価格も低すぎず高すぎずで「ちょうどいい」スーパーだと感じました。日本と同様、アメリカでも様々なスーパーマーケットチェーンがしのぎを削っている中で、Ralphsは庶民生活に寄り添ったお店だと言えそうです。家の近くに一軒は欲しい!

売り場の作りは日本と似たような感じで、建物の入り口付近から壁伝いに野菜コーナーっぽいものが広がり、その後は生鮮食品や飲料、出口付近に向けて総菜系に移行するような流れでした。乳製品とジュースの領域が半端なく広くて、全部注いだらプールいっぱいになりそうでした。中央棚コーナーにはスナックがあり、日用品があり、冷凍食品があり。こちらも全容に違いはありませんでしたが、やはり売場面積は圧倒的で、特に冷凍食品の量がべらぼうに多いのが強く印象に残っています。大げさかもしれませんが、今まで見てきた冷食コーナーの10倍くらいはあったような・・・。ポテト系だけで十数種類はあったような・・・。そのほかにも一品料理、パン系、野菜系、アジア系、フライ系、デザート系といった具合に、冷食だけで一軒スーパーが建つのでは?と思わせる物量でした。

レジはセルフとPOSがあり、お酒を買う場合はセルフ利用が不可だと咎められたので、POSのほうに並びました。海外ではお馴染みかもしれませんが、コンベアの上に商品を並べて、角棒みたいなもので次の人と仕切るスタイルです。写真を貼るのをサボりたいので、気になる方は「アメリカ レジ コンベア」とかで画像検索してみてください。コンベアに商品を並べるのは手間でしたが、商品を袋詰めしてくれる点は有難かったです。多くの人にとって「知らんがな」な回顧をしますが、数年前も海外に暮らしていた時期がありまして、そういえばその当時もこんなことしてたなぁと少し懐かしい気持ちになりました。

会計の際には「Reward Card」を持っているか尋ねられました。はじめは何のことだかよくわかりませんでしたが、どうやらRalphsのApp(https://www.ralphs.com/i/ways-to-shop/mobile-app)をインストールすることで割引等サービスを受けられるようになるみたいです。ここらへんは日本のスーパーとあまり変わらない部分だと感じました。アプリストアの居住地定義が米国になっていないと手に入らないらしいので、旅行者として利用する際には、あらかじめ設定にひと手間加える必要があるかもしれません。また、アルコール購入時にはどんなに顔なじみになってもIDの提示は求め続けられると思うので、要注意です。

そんなわけで、今後もよく通うスタメンスーパーになると思うので、気づいたことがあればまた記事にしてみたいと思います。以上!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?