米国飲食事情:初めてGrubhubで出前注文してみた話

こんにちは。日本では昨今Uber Eatsの台頭がすさまじいですが、アメリカでもフードデリバリーサービスが幾つかあるようなので、ステイホーム生活を充実させるべくGrabhub(グラブハブ)を使ってみました。私がフードデリバリーデビューしたのは2016年ごろで、当時はベリーヘビーな出前館ユーザーでした。出前がスイスイスーイのやつですね。いつのころからかUber Eatsに転向しましたが、そういえばイーツっていつからこんなに市民権を得てましたっけ?そもそもUber自体がほぼ流行っていない中で、なかなかどうして、気づけば周りでもガンガン使われるようになっていたような。。。ステープラーがホッチキスと呼ばれるように、フードデリバリーの総称が「ウーバーイーツ」になる日も近いのでしょうか。「今日ウーバーイーツする?」みたいな。

てっきりUberの本場アメリカではUber Eatsが覇権を握っているのだと思い込んでいましたが、リンク先(https://secondmeasure.com/datapoints/food-delivery-services-grubhub-uber-eats-doordash-postmates/)のグラフを鵜呑みにするのであれば、意外にも実情はDoor Dash(ドアダッシュ)というサービスが売上シェア1位で、次いでUber EatsやGrubhubが名を連ねるようです。それにしてもコロナ禍での市場成長があからさまですね。それと理由は分かりませんが州によってサービスの得意不得意があるらしく、マーケットシェアには地域差がみられるようです。カリフォルニア州はどのアプリが強いんですかね?今回は注文したいと思った店がたまたま推していたというだけの理由でGrubhubを利用するに至りましたが、何度も使っているうちに「別サービスのほうが使い勝手が良いかも・・・」みたいなことも見えてくるかもしれません。一方前述のグラフからも分かるように、Grubhubは業界最古参の部類みたいです。Wikipedia先生曰く2004年創業とのこと。他サービスの急速な台頭があったとはいえ、数字的には一応まだ踏みとどまっているように見えます。特別応援しているわけではないですが、こっちに来て初めて使ったデリバリーサービスが消えたら寂しいので、少なくとも私の滞在中は良い感じの存在であり続けてほしいです。

Grubhubでの注文方法は他サービスとほとんど同じだと思います。少なくともUber Eatsとは大した違いがありませんでした。アプリをダウンロードして、ログインして、現在地を入れて店を探して、商品をカートに入れて支払って、といういつもの流れです。この点において他サービスとの差別化って何になるんですかね?少なくともUIからは何も感じ取れませんでしたが、ドライバーやお店側の待遇が違うとか、提携先に特色があるとか、実はDoor Dashはまるで違うとか、そういうのがあるのかもしれません。私が唯一気づけたのは、支払いの際、チップの額を決める工程があったことくらいでしょうか。合計額の15%とか20%とか、あるいは自分で好きな数字を入力して金額を決めます。対面での受け取りで、届けてくれた本人に直接チップを手渡せるならまだ払う気も起きますが、昨今は置き配で誰にも会わないし、売上の一部が胴元に入っていくというのなら、このチップって何のためにあるんだろうと思ってしまいます。まあ払いますけど!ちなみにモバイルアプリをインストールする場合、ストアの居住国がアメリカになっていないとダウンロードできなかったので、旅行や出張の際お試しで使ってみようという人は、その点だけ要注意かもしれないです。

昼下がり、「This is your grubhub driver, xxxx. I've left your order outside of your front door」とSMSが届いたので玄関を開けてみると、紙袋がポツンと置かれていました。今回は配達前日に予約をしたのですが、当日はほぼ予定時間通り、それなりに温かい状態で届いて中身もぐちゃぐちゃになっていなかったので、おおむね不満無しという感じです。州内の陽性者数が減ってだんだん外にも出やすくなろうとしつつある状況ではありますが、ステイホーム充になりたくなったらまた利用してみようかなと思います。以上!

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