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自己紹介


略歴

1978年生まれの青森県出身。工学部および材料科学研究科修了。公的機関で任期付研究職に就いていたため数年毎に転職していました。その後、自ら稼ぐという観点からビジネスに興味を持ちはじめ、バイオとSETM教育のスタートアップ界隈を渡り歩きました。そのまま、スタートアップ界隈を歩き続けるつもりでしたが、体系を学ぶ必要性を感じて現在は化学メーカーに勤務しています。

略歴は依頼についての記事にも記載しています。

問題意識

「地方はモノの生産地、都会はその消費地」という分業で日本の社会が成立しています。災害や疫病に直面し、このシステムの弱点が露呈しているのではないでしょうか。また、人口減少のため地方が年々衰退し、将来に渡ってこのシステムを維持することは困難でしょう。
一方で、個人も組織に属して分業で業務にあたっています。分業に慣れてしまえば、次第に個人の生活力が弱まってしまうのではないでしょうか。できるだけ分業型から自律型へ転換することが自治体においても個人においても必要ではないかと思っています。

現代社会に生きる私たちは、生活を自給する能力がかなり衰えている。何も考えずに暮らしていると、たいしたことをしてなくても支出が高い。だから、稼ぐのを一休みして、立ち止まる余裕がない。考える余裕がないから、妙な住宅ローンを組んだり、目先の運転資金のために不利な仕事も請け負ってしまう。
まずは、生活自給力を高めて、無駄な支出をカットしていく必要があるだろう。惰性で買い物していることは、案外多い。これをカットする。すると、余裕が生まれる。新しいことをはじめるときには、やっぱり気持ちや時間の余裕が必要だ。自分の欲しい物を、なるべくお金を使わず自分で工夫してつくったりすると、生活自給力がつく。その中でよい工夫があれば、それがそのまま「ナリワイ」になる。
    『ナリワイをつくる 人生を盗まれない働き方』(著:伊藤洋志)

水道哲学の実践

自動化が進む社会にあってシステムの合理化に関心があります。水道哲学を信じているので、全てをコモディティ化するためにエンジニアとして自分が貢献できることを考えています。一市民としても全てのモノやコトが民主化される利便性にあやかりたいと思っています。

ミニマムライフの追求

産業革命以降、農村から都市へ労働力を集約したという背景があるから、技術が発達して将来人手が余るなら都市から農村に移動して自給自足的な生活を営むのは自然な流れかもしれません。
お金を稼ぐことに注力する人は多いけど、賃金の半分は家賃、食費、光熱費に消えますよね。今後、自動化などの技術革新に伴って賃金が増えない人も増えるはずですし、この部分にお金が介在しないシステムはイノベーションと思っています。お金配りはできないけど、食とエネルギーの自給自足は皆のアイディアで実現できる気がしています。貨幣の依存を減らすため、生活を質素にするだけでなくDIYや農業、狩猟にも関心があります。そんな仕組みが作りたくて、2020年はほぼ毎日のようにアメリカナマズを釣って食べていました(タダ飯の実践)。

ただ、貨幣の依存を減らして生活をしても、医療をはじめ公的サービスを享受するには貨幣が必要です。そのため、貨幣経済の将来は?ベーシックインカムは導入可能?などの疑問も湧いています。



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