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NEW ME_時代がつなぐバタフライエフェクト

シークレットで高崎入り


月曜日に高崎入りし、リハをして火曜日にクローズイベントのサプライズゲストに出演。
いろいろあって急遽、香川くんから誘われたライブだったけど参加してよかった。

たった2日間のショートトリップだったけど、1週間分ぐらいの濃密さだった。

はじめての曲。
知ってるけど超アレンジした曲。
ましてや通常のライブと違い、企業のセレモニーの場でのサプライズなので、演奏する側もいつもとは違うスタンス。


ROGUEの香川くん、
G-FREAK FACTORYの茂木くん、
私の3人の演者。

実はこのイベント、本来ならROGUEの奥野くんが参加する予定だったのですが、やはり当節、感染リスクありで断念。ピンチヒッターの白羽の矢が飛んできたのがきっかけで私が参加することになった経緯があります。

香川くんとはラジオ高崎のエアープレイスを通じて、ここ数年仲良くなっているんですが、まさか高崎の行き帰りをエスコートして貰うとは…
しかも車内では会話、会話、会話。
知ってるようで知らない話題がポンポン飛び出て、楽しかったぁ。

道中そんなコミュニケーションで盛り上がり、快適ドライブで高崎に到着。

高崎Club FLEEZ


少し休んで出かけた先は今年6月に一旦閉店してしまう「高崎Club FREEZ」

私にとってはこれがお別れなの…と写真をたくさん撮りました。


で、FLEEZの本多さんの小粋な気づかいでステージでリハをやらせて頂きました。

高崎アリーナ


はじめてお目にかかるG-Freaks Factoryの茂木くんも加わり、ビシッと3時間リハをして、リハ後は翌日の会場である高崎アリーナへ。

雨、雨、雨。

高崎アリーナ、初めて〜!
会場内、入って見たら、あらぁ。広い。
レッドカーペットだぁ。
と、驚いていると、群馬トヨタの横田社長様からの直々のご挨拶。とてもパワーのある方でみんなでワイワイと少し話しつつ、ステージに上がりセッティング。
軽くモニターチェックして終了。

親睦会〜翌朝〜

さて、お次は親睦を深める会食へ。

香川くんから食事をしながら、いろいろな高崎話を聞きつつ、茂木くんとはボーカル談義もして楽しい宵。
高崎は一日中雨だったけど、そんなことも気にならないくらいの充実度。

そして、一夜明けて、わぁ❣️

日差しと青空が帰ってきたぁ〜〜〜の快晴。

ラジオ高崎本社

香川くんとお散歩しながらラジオ高崎本社へ。
田野内さぁ〜ん💕と、しばしお茶、で談笑タイム。

そして昼ごはん。


松島軒!


香川くん、大推薦の松島軒❗️
汁だくの冷やし中華、黄色いカレー、最高👍

奥様が厨房の先のVIPお座敷に冷やし中華を運んでこられた瞬間、大絶叫!
わぁああああああ〜とすごく喜んでくださって、旦那様もこんな彼女は見たことがないと嬉しそうでした💕

ご馳走様でしたぁ〜〜〜
食事後、後光が指す松島軒を後にして…

さて夕方まで時間あるからどーするかを相談する中、昨年11月には榛名山へ行ったことが話題になり、じゃあ今日は反対側の観音様へGO!となりました。

じゃん!
行ってきました。

高崎白衣大観音さま

すごいスリーショット。
広角で撮ったらとんでもない身体のバランスになりました💦しかし観音様に後光がぁ‼️

観音山に登る山道には観音様の足跡が…

大きいぃいいいい。

高崎の井上様像。

山を少し登って、風も涼やか、もぉ〜遠足気分。
抹茶豆乳ラテを頂きました。

派手なふたりぃ。
間違いなく香川くんがエキストラな背丈です。


その後、無事会場入り。
押し気味のタイスケで、17時過ぎにオンステージ。

いよいよ本番!

社員さん1000人越えのセレモニー。
どうしてもの堅さは仕方ない。
ブラックスーツ勢揃いの人影に向かいながら、歌い、途中は横田社長も登壇。最後はアンコールもあり、手拍子も来て、和気藹々にて終了。

01)ダディ・ダーリン/G-FREAK FACTORY 
02) 終わりのない歌/ROGUE
03) 見上げてごらん夜の星を
04) 365歩のマーチ
05) DEAR FRIENDS/PERSONZ
06)アンコール、ビートで「見上げてごらん夜の星を」

当日の演目

帰りの車中も楽しい会話。
無事帰京致しました。

同じ時代に生きて、同じようにロックバンドをやっていたバックボーンと、やはり縁が縁を呼ぶわけで、私と香川くんは話が尽きないわけです。


ROGUEとPERSONZは同じ時代を生きている


ROGUEもPERSONZもお互い若くてデビューしたて、忙しい時には、なかなか話す機会もなくて、そのまま時を超えてしまったので、今改めて話すと、あまり話さなかったけど時代を共有している昔の同級生みたいな感じ。

あぁ〜、それね!とか、わかるぅ〜とか。

香川くんからは、で、JILLさんはいつ歌を歌おうと思ったわけ?的な質問もあったりで、改めてそんな初期のことを話したり。
私は香川くんはさ、なんでギターを弾こうとなったわけ?とか。話は盛り沢山でした。

しかし、人生長いと面白い結びつきもあるもんですねぇ。まだまだラジオ高崎のエアプレつながりもあり、この先続いていきそうな香川、まこちゃんとのご縁、楽しみです。

そして、昨夜は帰宅後、朝が早起きだったのと、やはり慣れない場で緊張の度合いが違ったみたいでバタンキュー💤

明けて、今朝はのんびりとして、
あ、そうだ!!!!!!!!!!
観たかった映像の世紀を見なくちゃと見出したら、
涙が止まらなくなりました。

長い人生の中での、バタフライエフェクトのストーリー

今、私としては、ウイルスもそうだけど、さすがにここにきて未だに争いの絶えない世界に対しては、ほんとうに危機感マックスで、今後の展開をかなりブルーな気分で危惧している毎日なのですよ。
そう、そんな今を、考えれば考えるほど、自分の無力感に絶望的になったりするのだけど、そんな暗闇に光が差すような逸話が。

ほんとうまく言えないけど….
この番組がただただ胸に来て涙が自然にボロボロとこぼれ落ちました。

映像の世紀バタフライエフェクト

「ベルリンの壁崩壊 宰相メルケルの誕生」

アンゲラ・メルケル。
ニナ・ハーゲン。
カトリン・ハッテンハウワー。
まさに時代でつながった女性たちのストーリー。

メルケルの首相の退任式にリクエストした曲は、
ニナの東ドイツでのヒット曲。

「カラーフィルムを忘れたのね」

監視下の生活を強いられた東ドイツで密やかなメッセージを含んだこの曲。

一緒に旅行した彼氏がカラーフィルムを忘れ、記念写真が全て白黒になってしまったことに怒る女性を描いている…のだけど、それは当時の東ドイツのことを歌っているわけです。

当時の厳しい検閲をくぐり抜け、リリースされ大ヒットしたけど、それは東ドイツのみんながそうゆう裏の気持ちを理解していたからだということ。
そして、その曲を歌ったのは可愛らしい少女の面影がまだ残るニナハーゲン。私はその後の西ドイツでの活躍期の彼女が大好きだから、こんな背景があったとは今日初めて知りました。

反体制的な要素を含んだ歌を歌い、当局にマークされながら、1976年に西ドイツに亡命。そこからは私の知るバンク姐さんニナハーゲンになるんですが、このニナハーゲンとメルケル前首相の結びつきかたがスゴイ。

メルケル前首相はパンデミックにおいても冷静で明確なスピーチをドイツ国民に伝えて無茶苦茶評判になりましたが、ほんと、今、世界を救えるのはクレバーなメルケルさんや、デモで自由を訴えやがてそれがドイツの統一につながるパワーを動かしたや画家のカトリンさん、そして歌で体制批判をしながらもいつかは祖国に戻ること信じていたニナハーゲン。
彼女たちなのかもしれない。

その当時は、それぞれが点のように存在していたのに、やがて結びついて激動の時代を生きる時に生じたバタフライエフェクト。

素晴らしい。

メルケルさんだってのちにドイツの、しかも女性初の首相になったわけだけど、私利私欲でなったわけじゃない。統一して全くいちからのスタートの政治に関わりたかったと言っているし、東ドイツではまったく見えない明日に絶望していた時期があるし、カトリンさんだってデモをして逮捕され、厳しい取り調べを受けながらも芯を通した女性。ニナハーゲンも表現の場を東から西に変えて、祖国の東ドイツに戻る日を夢見ながら彼女自身の表現も変わっていったんだと思うし、みんな、個人での「点」の時は、同じなんですよ。
彼女たちだって私たちと同じ、不安も多く、挫折多き人間たちだったんです。

ぞれが時代が動くとき、結びついた。

かつてテレビ討論でニナハーゲンは薬物の話でエキサイト、同席していたメルケルさんに喧嘩越しの態度。放送中、席を立って去ってしまうけど、メルケルさんはそんなニナを微笑えんで見送るシーン。これもよかった。だって東側では考えられないものね。

その後、首相になり難民の受け入れを即決心したメルケル首相に国民は不信感を抱く中、ケイトリンさんはまた小さな動きから社会に良い波動を送り、難民受け入れをネットで支持。メルケルの信頼は回復します。

そして、それで終わりじゃない。
バタフライエフェクト。

なんと、メルケルさん、退任式で楽隊に
「カラーフィルムを忘れたのね」
をリクエストし、譜面さえない歌を演奏する異例の展開を経て、演奏スタート。その曲を聴き入るメルケルさんの表情にほんと感動して涙がこぼれました。

先の見えない今の時代だからこそ、心にきたストーリーでした。

奇跡は起きる。
いけないものはいけない。
人が人を武力で脅かす愚かさ。
再確認。

点から線へつながる縁

救いはそれぞれの人の小さな「点」から始まり、やがて「線」で、その「点」がつながる時、奇跡は花のように開くのかなと。

次元は違うけど、私が今、また新たな動きとして香川くんと茂木くんと奏でる歌が、なにかを生んで、この先結びついていくのかもしれないなと思えるような気がしました。

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