NEW ME_KYOTOGRAPHIEの旅_1日目
京都旅スタート!
KYOTO GRAPHIE…京都国際写真祭
日曜美術館をタイムリーに見ちゃいまして。
どうしてもこれは観なくちゃと思いまして。
衝動的に京都行きを決行!
街の至る所にある作品は、ひとつの展示会で観る作品とは違い、京都の街の歴史ある町屋や建物や、日々の生活を営む商店街とのコラボだったりと自由自在。
箇所箇所で個性ある写真が、訪れる人の心に自然と溶け込んでいく心地良さでした。
展示方法も壁に掲げるだけではなく、畳の上に石の重しで置かれたり、和室に木枠のオブジェがあったり、天井から吊ったりと、たくさんのアイデアにあふれる仕掛けがあり、作品の魅力をより一層アピールするプラス効果がありました。
私が観た会場は全部で十カ所。
2日間かけてまわりました。
まずは…
八竹庵(インフォメーションセンター)
真っ先に駆けつけたのがインフォメーション町屋。
パスを買うためもあり、ここから観覧スタート。
町屋と洋館が混じった八竹庵。
通常は非公開の2階の和室や洋室も入れました。
そしてお次は、
誉田屋源兵衛 (黒蔵、奥座敷)
イサベル・ムニョス×田中泯×山口源兵衛。
田中泯さんの水中でのダンスパフォーマンス。
異次元の動き。
山口源兵衛さんの黒蔵の青と黒の世界も水を感じたし、螺旋階段をつたって到達する空極の帯のメタリカルな質感は最高の経験でした。
アバンギャルドでメタリックな写真の帯!
次は
Guy Bourdin ギイ•ブルタン(京都文化博物館別館)
フランスの「VOGUE」などのファッション誌や、シャネルをはじめとするブランドの広告を数多く手掛け、20世紀を代表するファッションフォトグラファーとして名高いギイ・ブルダン。
真っ赤なネイルの色彩が今回も写真祭のアイコンになってます。
おそらく50年代から70年代は広告媒体が急成長した時代。
スポンサーも力があったでしょうし、バジェットもたくさんかけられたでしょうね。ハイファッションが花開いた世界の軌跡。
さぁ、ひと休み…あれ?チケット事件!
ひと休みのコーヒータイム。
その後のエピソードはNEW ME そんなことってある?を読んでね〜〜〜
さて、思わぬ出来事もなんとかなって、お次は4か所目!
Irving Pennアーヴィング・ペン(京都市美術館別館)
スタジオポートレートの巨匠として知られ、後世の写真家たちに多大な影響を与えたアメリカ人写真家アーヴィング・ペン。
ペンは60年間以上に渡ってヴォーグで活躍したことで有名なアメリカの写真家。モード写真や白い背景に鮮やかな色彩の花を撮影したシリーズも有名。イヴ・サンローラン、トルーマン・カポーティ、エディット・ピアフなどの著名人のポートレイトも凄みがあります。
特筆すべき点は、すべての作品がペン自身のプリント。
そのプリントメーカー(現像技術者)としての驚異的な技術は後世のカメラマンにも大きな影響を与えたとのこと。
そして今日のラスト!6か所目!突入!
ここも期待大でしたし、
しかも実際訪れたら期待以上の面白さでした。
プリンス・ジャスィ(出町桝形商店街)その1
スマートフォンから作品制作をはじめたガーナ出身のプリンス・ジャスィ。出町桝形商店街とのコラボレーションとなる作品が商店街に展示されていて、実際の商店街の色合いとジャスィの独特の色合いがすごいインパクトで迫ってきます。
20代半ばにしてアフリカの現代アートを牽引するヴィジュアル・アーティストの一人。
商店街に展示された作品には、この商店街からの物が送られて写されています。これがすごく良かった。
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