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NEW ME_KYOTOGRAPHIEの旅_1日目

京都旅スタート!

KYOTO GRAPHIE…京都国際写真祭

日曜美術館をタイムリーに見ちゃいまして。
どうしてもこれは観なくちゃと思いまして。
衝動的に京都行きを決行!

街の至る所にある作品は、ひとつの展示会で観る作品とは違い、京都の街の歴史ある町屋や建物や、日々の生活を営む商店街とのコラボだったりと自由自在。

箇所箇所で個性ある写真が、訪れる人の心に自然と溶け込んでいく心地良さでした。

展示方法も壁に掲げるだけではなく、畳の上に石の重しで置かれたり、和室に木枠のオブジェがあったり、天井から吊ったりと、たくさんのアイデアにあふれる仕掛けがあり、作品の魅力をより一層アピールするプラス効果がありました。

私が観た会場は全部で十カ所。
2日間かけてまわりました。

まずは…

八竹庵(インフォメーションセンター)


真っ先に駆けつけたのがインフォメーション町屋。
パスを買うためもあり、ここから観覧スタート。

町屋と洋館が混じった八竹庵。
通常は非公開の2階の和室や洋室も入れました。

八竹庵
インフォメーションセンター
ここからずっとこの赤い旗を探す旅になります
1階の洋室の外観(インフォメーションセンター)
1階インフォメーションセンターの内観
2階の広間
左側の廊下にも超パノラマな作品が
廊下に展示されていました
畳の上に展示された写真
JILL屋としては
暖簾が常に気になるの〜
涼やかな風が気持ち良かったお庭…
その先にあるグッズショップのガチャをしたら
頂けたのがトートバックでした!
マップとか入れられるし〜


そしてお次は、

誉田屋源兵衛 (黒蔵、奥座敷)


イサベル・ムニョス×田中泯×山口源兵衛。
田中泯さんの水中でのダンスパフォーマンス。
異次元の動き。
山口源兵衛さんの黒蔵の青と黒の世界も水を感じたし、螺旋階段をつたって到達する空極の帯のメタリカルな質感は最高の経験でした。

誉‼️の暖簾〜
インパクトあるぅ
誉田屋源兵衛
屋号の暖簾の前で
誉田屋源兵衛の店主山口源兵衛氏
ムニョスさん撮影
泥を塗られた後頭部
確か、写真の下は糸巻きと日美で語っていたかな…
奥座敷の畳の上に展示
店主、山口源兵衛氏の正面の顔
一瞬、人の顔とは思えない…
奥座敷に向かうお庭
黒蔵
蔵に継ぎ足されて建つ円筒形の建物との融合が素晴らしい
左の円筒形の最上階の3階に
帯が展示されていました
黒蔵1階
田中泯さんのパフォーマンス写真展示
田中泯さんの水中写真
ここが円筒形の中を見上げたところ
映像での水中パフォーマンスも見れました
そこに水槽があるかのごとく…
黒蔵3階の帯展示に続く螺旋階段待ち時間に
撮った円筒形の2階からの眺め

アバンギャルドでメタリックな写真の帯!

黒蔵3階
かなりの螺旋階段を昇り
窮屈な階段を上がり切ると
開けた場所に
帯が3本!
わぁ!!!!!
シルバーメタリカルな帯
田中泯さんの水中パフォーマンスが織られています
写真を織り込んだメタリカルな帯たち
西陣の職人さんが写真を細く裂いて糸にして
織り込んで造られた帯
これがとにかく見たかった!
鱗のような
革のような
雫のような
エンボスの生地もすごい!
細長い京都の町屋の通路
細長い空


次は

Guy Bourdin ギイ•ブルタン(京都文化博物館別館)


フランスの「VOGUE」などのファッション誌や、シャネルをはじめとするブランドの広告を数多く手掛け、20世紀を代表するファッションフォトグラファーとして名高いギイ・ブルダン。
真っ赤なネイルの色彩が今回も写真祭のアイコンになってます。
おそらく50年代から70年代は広告媒体が急成長した時代。
スポンサーも力があったでしょうし、バジェットもたくさんかけられたでしょうね。ハイファッションが花開いた世界の軌跡。

京都文化博物館別館
素敵!
博物館の前にオブジェがあって
座れるのが海外っぽい
この建物は元銀行
重要文化財・旧日本銀行京都支店なり
CHANEL協賛
このエスカルゴのような展示スペース大好き!
色彩もメチャクチャ大好き!
ハギレのような古い写真を
テープで留めたこの展示は
アイデアだなぁ〜と感心
40年代50年代のクラシカルなファション写真
この渦巻きエスカルゴの展示の仕方は
年代順になっているのだそうです
辿っていくとギイの時代を辿ることになります
ジャパネスクなモデルの先駆け
山口小夜子
この写真最高!
時代を感じない新鮮さ
今回の展示期間は
2階のバルコニーに入れました
なぜなら、この展示を上から観てほしいから、だそうです〜
渦巻き〜
板の隙間は時代を超えられる隙間だと
案内の方に教えてもらいました
豪華な天井
入口〜
グルグル〜歩く
洒落です


さぁ、ひと休み…あれ?チケット事件!


ひと休みのコーヒータイム。
その後のエピソードはNEW ME そんなことってある?を読んでね〜〜〜


昭和モダンなイノダコーヒー本店
あら、お庭が綺麗〜
あら、鳥もいるのね〜
コーヒーを頂いてリフレッシュ!
の、
はずがぁ〜


これは1時間後の私….


さて、思わぬ出来事もなんとかなって、お次は4か所目!


Irving Pennアーヴィング・ペン(京都市美術館別館)

スタジオポートレートの巨匠として知られ、後世の写真家たちに多大な影響を与えたアメリカ人写真家アーヴィング・ペン。
ペンは60年間以上に渡ってヴォーグで活躍したことで有名なアメリカの写真家。モード写真や白い背景に鮮やかな色彩の花を撮影したシリーズも有名。イヴ・サンローラン、トルーマン・カポーティ、エディット・ピアフなどの著名人のポートレイトも凄みがあります。
特筆すべき点は、すべての作品がペン自身のプリント。
そのプリントメーカー(現像技術者)としての驚異的な技術は後世のカメラマンにも大きな影響を与えたとのこと。

寺院のような京都美術館別館
この周辺、大好きな京都です。
平安神宮、京セラ美術館、昔は市民会館だったロームシアター
神視点を感じる広々としたスペース
平安神宮
京セラ美術館


協賛がDIORで
ミスディオールのクラッシックスが展示されてました
私もミスディオール好きな香りです
ファンション媒体系
同じくファッション媒体、インパクトあります


蛇口からダイアモンド!
これなら何度でも手洗いします!
ポートレート
素晴らしい表情
トルーマン・カポーティー
ジャン・コクトー
思わず近づいて瞳に映る光景に見入りました
目力半端ないピカソ


こんな撮影スタイルシリーズの作品が多々あり
こんな風に撮影できる体現スペースがあって

やってみた!


じゃぁ〜ん!
ロームシアター
ここでライブやりたいなぁ!
祈りを込めてパチリ


って、祈っていたら
空に鳳凰が!
さすがだ、平安神宮の威力なり!



そして今日のラスト!6か所目!突入!
ここも期待大でしたし、
しかも実際訪れたら期待以上の面白さでした。


プリンス・ジャスィ(出町桝形商店街)その1


スマートフォンから作品制作をはじめたガーナ出身のプリンス・ジャスィ。出町桝形商店街とのコラボレーションとなる作品が商店街に展示されていて、実際の商店街の色合いとジャスィの独特の色合いがすごいインパクトで迫ってきます。
20代半ばにしてアフリカの現代アートを牽引するヴィジュアル・アーティストの一人。
商店街に展示された作品には、この商店街からの物が送られて写されています。これがすごく良かった。

商店街の色もこの写真があることにより
色がバンバンに飛び込んできますね
旗の表と裏は違う写真なの
だから往復しないとね
展示の作品に負けないぐらい凄い色使いのお店
右側の乾物屋さんと
そこの上に飾られている作品には
共通点があります
座っているドリンクケース
持ち抱えているのは乾物店の商品なのよ〜
昆布とか削節とか豆とか…
こちらの商品みたいなのを
抱えているわけ…
コラボアイデア最高!
魚屋さんの店内には
これまたジャスィと魚屋さんの
ビビットなコラボ作品がありました

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