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障害者として生きる君へ

俺は、3年前に障害者手帳をもらった。


障害者として生きることを選んだ。


それは、


生きずらさを少しでも


減らしたかったからだ。


しかし、


生きずらさは


実際のところ


減ってはいない。


むしろ、


自分の負の部分が露わになった。



あるとき、会社の同僚に


”今日はよくしゃべるね”


と言われ傷ついた。


それは、決して言ってほしくなかったコトバだったから。



家に帰り、家族にこのことを話した。


すると、


「それは、あなたが偏見をもっているから傷つくのよ」


とひとこと。



そうだ。言われてみれば


ADHDの同僚の言動を見て、


俺は”あんなんじゃない” って思ってた。


統合失調症の同僚を見て


俺は”もっとうまくコミュニケーションとれる”



ココロのなかで他人と優劣をつけていた。



自分の考え方にショックをうけた。



俺自身が偏見の塊だった。



家族に指摘されるほどの衝撃はない。



障害者として生きると言いながらも


ココロのどこかで


俺は障害者とは”ちがう”と思っている。


だって


認めたくないから。




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