あおり運転の対処法
あおり運転する人には、どんな罰が適用されますか?
2020年に道路交通法と自動車運転処罰法改正案が改正されてますが、いまだに話題にでる、「あおり運転による交通事故」
まず、
あおり運転は、犯罪になります。
交通事故に発展しなくても処罰可能性大
あおり運転の社会的関心から、ドライブレコーダーの売り上げも急増しています。あおり運転をするかたは、映像として証拠が残されている可能性が非常に高いと考えてください。
ちなみに、あおり運転ってどんな運転でしょうか?
車間距離を詰めること??
前方に割り込んで相手の車を停止させること??
具体的に、どのようなことをすると罰を受けるのかを説明していきます。
あおり運転とは?
あおり運転とは、他の車やバイクの走行を妨害する目的で悪質かつ危険な運転をすることです。
具体的には、次のような危険行為があおり運転に該当致します。
車の左側から追い越しをし、強引に割り込む行為
車やバイクの車体に幅寄せをする行為
車間距離を必要以上につめる行為
走行を妨害する目的で、車線変更を繰り返す行為
威嚇するため、クラクションを鳴らし続ける行為
急停車、急発進の繰り返し
あおり運転が、交通事故の原因であることと認められた場合、単純な交通事故以上に重い罪に問われるケースがあります。法律の厳罰化に伴い運転免許証が取り消される可能性も十分あります。
あおり運転の証拠を残す
最近は、高感度カメラを搭載した都道府県警のヘリコプターとパトカーが陸空で連携して、あおり運転を摘発する手法も導入されています。交通事故加害者にとって、あおり運転をしていたとする証拠は、処罰内容に影響を大きな影響を与える可能性が高いです。
ドライブレコーダー、スマートフォンで録画されている映像・音声のほか、被害者や他のドライバーなどからの目撃証言が証拠となるケースが多々あります。
JEITA(電子情報技術産業協会)とJDRC(ドライブレコーダー協議会)がまとめた2020年7月~9月のドライブレコーダー国内出荷台数は、統計を開始した2016年度以降で最多となる約135万台です。
日常的に車を利用される利用する層の需要は一巡したとの見方があります。2020年10月に施行された、法改正をめぐるユーザーの高い安全意識が影響していると思います。
あおり運転の違反種類と違反内容
通行区分違反:対向車線にはみ出す運転や逆走行為
急ブレーキ禁止違反:不必要な急ブレーキ行為
車間距離不保持:車間距離を極端に詰める行為
進路変更禁止違反:予告のない急な進路変更行為
追い越し違反: 左車線からの追い越しや、無理な追い越し行為
減光等義務違反:不必要な前照灯の使用や、過剰なパッシング行為
警音器使用制限違反:不必要かつ執拗なクラクション行為
安全運転義務違反:執拗な幅寄せや蛇行運転行為
最低速度違反(高速自動車国道):高速自動車国道における最低速度に達しない低速走行行為
高速自動車国道等駐停車違反:高速自動車国道上における停車や駐車行為
道交法改正:あおり運転(危険運転致死傷)
危険運転致死傷罪は、一定の危険な状態で車を運転した結果、人を死傷させた場合に適用されます。
人を負傷させると「15年以下の懲役」、人を死亡させると「1年以上20年以下の懲役」となります。
危険運転致死傷罪に該当しない場合は、過失運転致死傷罪が適用されます。罰則は「7年以下の懲役」「7年以下の禁錮」「100万円以下の罰金」のいずれかです。
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