自己破産者が健康になるためには
これまで自己破産者による家計管理を書いてきた。だが、いくら家計を計画しても病気になってしまうとその計画も水の泡となる。そこで僕が師と仰ぐ本多静六先生を参考にして、僕の健康法を今回書こうと思う。
僕は身長は165cmの小柄であるが、自己破産した3年ぐらい前まで体重は70kgあった。しかし、それから体重が下がり続け現在では55kgにまで落ちた。当時の写真と現在を比べると別人のように見えるし、服のサイズはまったく合わなくなった。
なぜ体重が増えたか
最大の原因は言わずもがな食生活だ。ほとんど毎日の食事はコンビニで買った弁当やカップラーメン、菓子パンだった。外食してもラーメンやハンバーガー、牛丼などのファーストフードが多かった。深夜のポテチとビールが大好きだった。特にラーメン二郎が好きで、多いときだと週に3回ぐらい食べていたと思う。新入社員当時は55kgあったが、3年後には60kg、5年後には65kg、その5年後には70kgと急激に太った。お金がないのと怠け癖でコンビニで買うことがとても多かった。その結果、脂肪肝と診断された。血圧も高くなった。魚や野菜を食べることはほとんどなかった。
どうやって体重を下げたか
最大の理由は結婚して食生活が一変したことだ。ラーメンやポテチは食べなくなり、コンビニで弁当や菓子パンを買うこともほとんどない。ほぼ全ての食事を自炊し、昼食は弁当を持参している。独身時代の体たらくな食生活とはうって変わった。
ジムに行ったり食事制限したりしたことは一切ない。全くお金をかけず、むしろいい加減な食事から、きちんと一汁三菜の食事を摂ることにより、体重はみるみる下がりわずか3年で15kgも落とすことができた。難しい栄養素のことはよく分からないが、野菜を多く食べることにより痩せることに成功した。
健康になったし、無駄な出費もしなくなった。
本田式「ホルモン漬け」
本田先生は江戸時代の生まれでありながら、戦後まで生きられ、85歳で天寿を全うされた。当時としては相当長生きだろう。本多先生曰く、健康の秘訣は野菜を生のまま食べること、特に「ホルモン漬け」をよく食べたそうだ。ホルモン漬けと言っても、牛や豚のホルモンではなく、本多先生がそれを食べると頭のホルモンが活性するからホルモン漬けと名付けたようだ。野菜の塩もみである。
これは僕が本多先生に倣って、自作したきゅうりのホルモン漬けだ。ただきゅうりを塩もみしただけだが、結構おいしい。野菜をそのまま食べるので、おいしいし栄養はあるし安い。きゅうり、白菜、キャベツ、ナスなどたくさん作った。ぜひ試していただきたい。
今回は、家計ではなく僕が痩せて健康になった秘訣をお伝えした。
■ジムも無理な食事制限も必要なく、食生活を変える
■ラーメンやファーストフードはなるべく避けて、一汁三菜の食事を自炊する
■自炊すると家計的にも管理しやすい
■おすすめはホルモン漬け
家計だけでなく健康な体になって、より豊かな生活を行なっていきたい。
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