【アドラーの教え~過去い良いも悪いも存在しない~】
おはようございます
今回もアドラーの教えについて書いていきます。
私たちの過去は良いか悪いかを考えるとしたらどちらでしょうか?
もし、過去が悪いなら今がうまく行っていないでしょう。
逆に、過去が良いなら今がうまくいっていることでしょう。
つまり、何が言いたいかと言うと、過去には色がなく今の色がそのまま過去の色を変えているのです。
よく見かけるのが、
「あの時こんな失敗したから今がこんなことになっているんだ。」
「あの時もっとこうしていればもっと今は良くなっていたな」とかって考える人がいます。
今を過去に原因があると考える人は幸せになれないでしょう。
しかし、アドラーは今が過去の色を作ると考えます。
アドラーの考え方はシンプルであるかつ今からでも幸せになれる可能性を見出してくれます。
今の考え方が過去を変えるのだから、
過去にいじめにあって、病気になって、人間関係がうまくいかなかなくて、最悪だったという人は
今にネガティブな感情があるからこそ変える勇気が生まれず、変わらない行動量で、
また同じことを繰り返し続けます。
逆に今を変えたいという目的を持っている人は、
いじめられたおかげで人の痛みを知ることができる、
同じ境遇の人に同じ経験をもとに話をすることができて一気に心が近づくことができる、
病気にまつわる知識が多い、
人間関係においてここが苦手だからあとはそこを改善するだけ、
って考えればあの時のいじめも、病気もギクシャクした人間関係もよかったものになりませんか?
アドラーはそういうことなんです。
そうやって今を幸せに生きていくことができるんです。
しかし、その行動を変えるには目的が必要なのです。
実は、今回のテーマの良いも悪いもその人自身の目的がすべてその人の考えに影響を与えていたのです。
つまり、すべての行動の選択は目的論なのです。
次回はその目的論について書いていこうと思います。
ありがとうございます。
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