【モモ 時間どろぼう】

【モモ 時間どろぼう】

こんばんわ

心に余裕がない自分にとって
良い意味でのゆとりの大切さ、時間の考え方に
気付かせてもらうべく

ミヒャエル・エンデが描いたドイツ児童文学の
「モモ」を紹介していただきました。

「時間どろぼうと ぬすまれた時間を
人間にとりかえしてくれた女の子のふしぎな物語」
という副題の通り、
主人公モモが時間どろぼうの灰色の男達から
時間を取り返す物語です

心を亡くすと書いて「忙」と書きますが
そんな時間と心を巧妙に描いた内容は

児童文学とは思えないほど
児童ではない年齢になった
僕達の胸にも突き刺さるものがあります

何かと忙しそうな人達が増えた現代社会に
警鐘を鳴らすような一冊でもあります

時間についてはもちろん
主人公モモが
彼女の"聴く力"によって
モモと接する人々に与える
愛に気付かせる
アイデアを思い浮かばせる
希望を与える
信念を強くさせる…
といった様々な影響も見所です

少し内容に触れますが
モモに登場する人々は
時間どろぼうに出会ってから
時間を倹約するための生き方をします

それによって
人々は怒りっぽくなり
不安になり
余裕がなくなります

時間がいかに人の感情に
影響しているかに気付かされます

もちろん時間の倹約が大事な時もあると思いますが
余裕がないからといって
ゆったり過ごそうという訳ではなく

「与えられた今この瞬間に心があるか」
が重要だということだと思います

効率や生産性ばかり求めても
人の心を無視すれば
結果的に苦しんだり
非効率になったりするということです

ホッケーにおいても
早くパス出さなきゃとか
ミスしたら怒られるだとか
心のない未来を考えるから
今この瞬間にも心がなくなってしまう

まぐるしく展開が変わる
ホッケーではなおさら
今この瞬間を生きて
ただ味方、敵、ボールの位置を
意識するのではなくて
その時、その時の選手の状態も含め
場面によっては必要以上に
ギリのギリギリまで
相手の動きを見つつも
動きの細部にも心を持つことが
結果にも影響してくるということを
教えてもらっているように思います

それは競技中だけやると
言ってもなかなかできないことです
普段の時から目を向けているからできることです

先日読んだ人生の意味の心理学(下)においても
「共同体感覚」という表現で
関連していると思いました
そのことについても
また書いていこうと思います

明日も心ある時間になるように🏑

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モモについて良い感じに
まとめてあるリンクがあったので
先っちょだけでも

モモ 名言1
http://xn--rck1ae0dua7lwa.com/blog/2016/12/09/momo/

モモ 名言2
https://matome.naver.jp/odai/2139245894146072801

モモ あらすじ
https://ninmari01.com/post-1534/


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