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もうすぐあなたの花が咲く。

近い人が不幸せかもしれない、というのはなかなかに見たくない事実だった。

消えたい、死にたい、どこか遠くへ行きたい…的な台詞を耳にして胸がぎゅっと詰まった。
なんで!?何がそんなにつらいの!?私が助けになるから話してよ!!という気持ちになったのだけど。
いやいや、私だってしょっちゅうそんな風じゃないかと気付く。笑
こちとら毎日、感情のジェットコースターに任せてワーワー泣いたり叫んだり大騒ぎだ。


消えたい事ぐらいあるさ。
死にたい事ぐらいあるさ。
人間だものね。



相手の話をカウンセラーになった気分で、うんうん、そうだったんだねと聞き続けた。

その感情に蓋をしないこと、あたかも無いものの様に扱わないこと。
だって、あるんだもの。目を逸らしたって、ある物はある。


そういう気持ちは、そっと優しく見てあげるのが良いんじゃなかろうか。

そうすればその感情は次の階段を上る時に、手を携えた友になってくれる。知恵を貸してくれる。次に向かう方向を示してくれる。


私の大切な人は一通り話終わった後、スッキリしているように見えた。

落ちるとこまで落ちたから、後はもう上がるだけか!という言葉を晴々とした顔で伝えてくれた。


うん、きっとそう。
やまない雨はないし、明けない夜はない。


今はきっと寒く厳しい冬で、じっと耐え忍ぶ時。
もうすぐ春がやってくる。
もうすぐあなたの花が咲く。





そんな、覚え書き✍️



読んでくれてありがとう♡ 燃え尽きて死ぬまでの燃費代にします🙏