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文化創造クッキング、その2〜着物が辿った歴史から、お寺の行く末を考えてみる〜

着物は特別なもの。

着る機会もグンっと減っている。

これは疑いようのない事実だ。

着物を着る機会といえばいつだろうか。そうだ、例えば成人式。お葬式も、と言いたいところだが最近の喪服は、ほとんど洋服だ。そして着物を着るとしても女性が多いよね。特別な時に着る服、それが現代の着物。

当然ながら、洋服が主流になる前の日本では、和服(着物)が主流だったわけで、それは男女問わず着物をきていた。今でこそ、着物を着ている人をみると、背筋が伸びていてカッコいい。だから、着物を日常的に着るひとは「姿勢が良い」と思えるのだけれども、昔はみんな着物をきていたのだから、そりゃあ姿勢の良い人もいれば、腰の曲がった方も着物を着ていたはずだ。老いも若きも、老若男女着物を着ていた時代がある。


では、なぜ、着物を着なくなったのか。


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23歳のある日、私は住職になりました。突然のことでした。それからはや7年。何を考え、何を目指し、何を成して、何を失敗し、どこへ向かうのか。…

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