見出し画像

父が亡くなった時、僕はステーキを食べていた

2014年12月15日 お昼すぎ

この日は一日、授業も無いお休みの日。

23歳、大学院生の僕。


僕は、とてもとても学生らしくお昼すぎまで惰眠を貪っていた。


朝(この日は昼だけど)起きてまず行うのは、スマホのチェック。

この時はまだメールをよく使ってた。


母ちゃんからのメール

「父ちゃん倒れた。意識なし詳細はあとで」

簡潔な文だった。

ここから先は

1,086字
月3回の更新を目指します。月額300円で、私の住職人生読み放題です。

23歳のある日、私は住職になりました。突然のことでした。それからはや7年。何を考え、何を目指し、何を成して、何を失敗し、どこへ向かうのか。…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?