黄金のラブレターに価値はあるのか?
そんなことを考えている今日この頃。
住職となり早6年が過ぎた。
6年前のある日突然住職となった私は学生だった。学生住職。
学生住職という響きが好きだった。
私は京都 龍谷大学大学院実践真宗学研究科に在籍していた。
そこの学生の多くは、僧侶だ。学生僧侶。
学生僧侶の肩書はキャッチーで、新聞やテレビなどのメディアはここの学生を取り上げるときには「学生僧侶が企画!!」なんて見出しをつけていた。学生僧侶も世間的には珍しいもんね。
そこでだ。学生僧侶だった私はある日、レベルアップ?した。学生住職。
よりキャッチーだと思わないか?
しかし、意外にも、この肩書きがメディアで使用されることは、一度もなかった。学生住職。無念。
さて、今日のお話は「黄金のラブレターに価値はあるのか?」というテーマ。
ラブレターを書いたことのある人なら首がもげるほどに頷くことだろう。ちなみに私は書いたことがない。ラブレター。
もしかすると「黄金のラブレター」問題は、住職となって一番初めに相対した強敵だったかもしれない。初のボス戦って感じだ。
ここから先は
2,185字
月3回の更新を目指します。月額300円で、私の住職人生読み放題です。
これから住職になるキミへ
¥300 / 月
23歳のある日、私は住職になりました。突然のことでした。それからはや7年。何を考え、何を目指し、何を成して、何を失敗し、どこへ向かうのか。…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?