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しくじり女の恋愛事件簿

その年。
私はまた、独りで30回目の年を越そうとしていた。

幾度とない敗北の苦味にのたうち回り
その日も最強の友人であり
既婚者・子持ち・バリキャリと
私の欲しいものを全て手に入れている、リリーちゃんに
例外なく、めそめそと男の話を慰めてもらっていた。

リリーちゃんよ…
とんだ迷惑を被っている、この物語の1番の被害者。(笑)

だがその日はいつもと少し違った。

青天の霹靂。
まるで憑き物が取れたかのように
一筋のひらめきが眼球の後ろから、眉間を突き刺して降りてきた。

思わず目を、かっと見開いた。


これ、2度と経験するのは、まっぴらごめんやけど
話としては聞いててむっちゃおもろいやーん笑


ネタや、ネタ。

美味しくいただこうではないか。


みなさま初めまして
しくじりアラサー女です。

果たして、しくじったのか、しくじりつづけてるのか。
ただのだらしないあばずれか
それともお人好しのピュア子なのか。

正直、この場に及んでそんなことはどうだっていい。
とにかく面白すぎるから俺の話を聞いてくれ。

今からあなたが迷い込むのは
と、ある1年間に
およそ20人の米軍関係米国人男性とデートし


下手な鉄砲、数打ったら
間違えて自分を撃っちゃった♪

未だに独り身女の

も し か し た ら 

誰かの役に立つかもしれない

痛いしくじり
時々・甘酸っぱい恋愛事件簿である。


どうぞワインを片手にお楽しみください。





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