2021夢日記　危険なお遊び　ji-jyo　8月27日

僕は今年に入ってから毎日、夢日記を書いている。過去のものは月別にマガジンを作成してあります。

昨日の夢は何故か高いところが大好きな人達が出てくる展開だった。

始まりは綺麗に整備された公園内を知り合いの夫婦と歩いているところからだった。

『だからいつも言ってるでしょ！　あんたはいっつも同じ事ばかりやらかして、本当に一つも成長しないんだから！』

奥さんが旦那に向かって説教を始める。いったい何をしでかしたのか、ずいぶんとひどい言われようだ。
旦那はまるで説教は聞き飽きたと言わんばかりの態度でそっぽを向いている。

『わかった！　あーわかったよ。でも日々成長はしてるぜ。見ろよこのたくましい腕を。惚れ惚れするだろ？』

『バカ言ってんじゃないよ！　まったく一つも反省してないね！』

『まあ見てろ。』

奥さんの説教を振り払うように旦那は近くの木の幹に飛びつきぶら下がった。自慢の剛腕を活かし腕だけで木を登り始める。

『ちょっとあんた！　何してんだい！　みっともないから降りておいで。』

『ははは。みっともないことなんてないだろ！　まだまだ行く…　あっ！』

調子に乗った旦那は手を滑らせ木の上から落下した。背中を打って息苦しそうだ。

『バカだねぇ！　だから言わんこっちゃないんだ！』

まあ奥さんの言うことに間違いはない。

そんな夫婦を置いて僕は1人先に進んだ。公園を抜けた先の道にお洒落なパン屋さんが見える。いいな。パンで買って食べようか。そんなことを考えながら店の前まで行くと、ここでもおかしな光景を目の当たりにした。

店の前の柵に上りお父さんが娘を抱えて何やら組体操のようなことをしている。いったい何をしているんだ？

『よし。パパがお姉ちゃんを支えておくから、その上で逆立ちチャレンジだ！』

その上で逆立ち？　え？　もしかしてと思ったら、お姉ちゃんの上をよじ登っていく妹が現れた。おいおい。何をしてるんだ。

『よし！　いいぞ！　ばっちり逆立ちを決めてやれ！』

いやいや。決めてやれじゃないんだよ。危ないだろ。しかも店に迷惑だろ。なんでこんなところでそんなサーカスのようなことを…。

『あっ！！！』

あー。見たくなかったよ。大方予想できた一番最悪の惨事が目の前で繰り広げられた。妹の女の子はバランスを崩して真っ逆さまに落下した。

まずいな。きっとまずいよ今のは。だから言ったんだよ。何も言ってないけど。そんなことを思っているあたりで今日は目が覚めた。

高いところ好きが立て続けに出てきたな。まあいつも通りおかしな夢だった。

さて、明日も夢日記を書いていこう。

【2021　7月夢日記　～ji-jyo～】

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