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ベルギー人家族と過ごしたクリスマス【ベルギー日記n°77】

今年のクリスマスは、夫の叔父さんのお宅に親戚一同約30名が集まり、大パーティをしてきました。

ベルギーでは、24日〜25日にかけてお祝いをするのが一般的で、私達も24日の18時頃に叔父さん宅に向かい、日付が変わるまで過ごしてきました。

部屋の中には、どどん、と、大きなクリスマスツリーがあって、クリスマスの装飾がされて、音楽が流れて、ミラーボールみたいなやつで光がぐるぐる回って、と、どこかのパーティ会場にいるようで一個人宅とは思えないような雰囲気でした。
そんな雰囲気の中、まずはオードブルやおつまみと飲み物を楽しみながら、各自自由におしゃべりしたり、音楽に合わせて踊ったりしていました。
いつも知らない大人がいると人見知りをしてしまう上の子も、親戚のおはさん、お姉さんと楽しそうにダンスしていました。ベルギー人の血が騒いだか。

お菓子、チーズ、オリーブ、野菜スティック、ソーセージ、などなど

写真の1番奥にあるのがサングリアで、これがとても美味しく、何杯も飲んでしまいました。叔父さん手作りの、カレー味の野菜の団子みたいな料理もとても美味しかったです。

しばらくしてから着席し、最初の料理のラザニアを食べました。

テーブルも素敵にセッティングしてくれて
いました。
最初の料理はラザニア

食べ物や飲み物はほぼ叔父さん一家が用意してくれて、各家庭で野菜料理だけ持ち寄りました。
メイン料理は、ターキーだったんですが、写真撮るの忘れてしまいました!

各家庭で用意した野菜料理

料理を食べた後は、腕相撲大会が行われたり、昔の写真をテレビに映して盛り上がっていました。
そうこうしてる間に日付が変わり、すると「 joyeux Noël ジョワイユノエル!(フランス語のメリークリスマス)」と言いなが、一人ひとりビズ(ほっぺ同士をくっつけてチュっとするやつ)を3回する、という儀式が行われ始めました。クリスマスがこんなにめでたいものなのか!と驚きつつも、一応みんなに合わせて私もビズをして回りました。
後からですが、冷めている夫は「面倒臭いよね〜。わたし、全員としてないよ。」と言っていました。適当でいいみたいです。

子供が疲れて寝てしまったのもあり、私達は日付が変わってすぐに帰りました。
翌朝、お義父さんに聞くと、お義父さんたちは3時に帰ってきて、それでもまだみんな残っていたのだとか。ベルギーのクリスマスは長いです。

ということで、クリスマスイブは親戚一同と楽しい夜を過ごしてきました。

そしてクリスマス当日は義妹のお宅で食事をしてきました。当初、24日を義妹の家で過ごす予定で、食べ物などを義妹が既に買ってしまったあとに、叔父さん宅に行く話になったので、買った物を食べるため、急遽クリスマス当日に予定をずらし、集まって食事をすることに。

全員、前日の疲れが残っていたのと(私は酒も残っていたのと。。。)、ほぼ毎日顔を合わせている家族なので、前日とは違い、まったりモードで食事をしました。

最初の料理はエスカルゴやホタテなど、それぞれ
メインは肉とラクレット
自由に取って焼く、前日の残りのサラダも
ラクレット餃子。
酒が残る中餃子の皮から作りました。

ということで、当日はまったりと、いつもと違う食事を楽しんできました。

義妹のお宅は、叔父さん宅やここの義理両親宅に比べると小さいんですが、それでもとても大きなクリスマスツリーがあり、部屋のあちこちにクリスマスの小物を並べ、窓にもペイントをしていて、とても凝っていました。自分の感覚からすると、「張り切りすぎのお家」という印象を受けたんですが、夫曰く、ベルギーでは普通だとか。やはり、日本とベルギー、クリスマスに対する熱が全然違うようです。

小物のごくこく一部

ということで、2日連続楽しんだ今年のクリスマスでした。



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