とっさに使える!インドの英語表現6つ

インドは言わずと知れた多言語国家であり、州公用語だけでも18の言語が存在している。

しかしそうとはいえ、ここ首都デリーではほとんど英語が通じる。ヒンディー語しか話せない人も数字とか挨拶くらいの英語は理解している。

僕は逆に、英語しか話せなくてヒンディー語は数字とか挨拶しか知らない程度なのだが、まあやっていけている。

というわけで、僕がデリーで暮らしていて頻繁に使う英語をここで紹介しようと思う。


①No.
意味…要らない。あっちへ行け。

最低限これさえ覚えておけば大丈夫。道でインド人が付いてきたら基本この言葉で対応しよう。

道で話しかけてくる奴の目的は100%、こちらに何か買わせようとしているか、何か買わせようとしているか、何か買わせようとしているかだ。中国人や日本人は金持ちだと思われている。特に日本人は断ることが苦手な民族だと奴らは知っている。我々は狙われているのだ。Noと言える精神力すら持たないか弱き者はインドでは生きていけない。

日本人には難しいかもしれないが「ガン無視」というのも立派な選択肢である。Noといってもしつこく付いてくるインド人はいる。となると最後はガン無視日本人としつこいインド人の耐久戦になる。心してかかってくれ。君ならきっと勝てる。インド人もダメ元で話しかけてきているのだから、君が傷付くことはない。

僕程のクシャトリヤともなれば"Hello!"も"Good morning!"も"Excuse me?"も目線一つ動かさずガン無視して歩き続けることができる。少しでも反応を返したら面倒臭いことになるぞ。

②Barma.
意味…ミャンマー

"You from?"などと聞かれた際に使う言葉。下手にジャパンとか答えると「こんにちは!ありがとう!」「日本語少しわかる」「日本で働いている親戚/知人がいる」とか言って余計に煩くなるので僕はサンスクリット語の先生の入れ知恵で「ミャンマー」と答えることにしているのだ。

インド人はミャンマーのことをよく知らないので、ここから話を広げられることはまず無い。

なおジャイプールにて、Barma出身っつってんのに何故かこっちを日本人として扱い続ける猛者もいた。なんでバレたんだろうな。

③Pick up point / Drop off point
意味…(タクシー、リクシャーなどに)乗る/降りる場所

インドで移動する際はUBerやOLAといったタクシーアプリやオートリクシャーなどを使う事が非常に多い。これらの言葉が頭に入っていれば運転手とのやり取りが多少スムーズになる。

④Take away
意味…持ち帰り

インドではテイクアウトのことをこう言う。

⑤Could you give me the best price?
意味…値引きしてください

ショッピングモールとかじゃなければ大抵の店で値切りは出来る。これと立ち去る振りを駆使すればまあまあ安くしてくれると思う。僕は20ドル(1400ルピーくらい)のお土産を500ルピーにできたことがある。ちなみに"Fixed Price"(定価)と書かれている場合は値引きはできない。たぶん。

★⑥Could you make it less spicy?
意味…あまり辛くしないでいただけますか?

!重要表現!
インド飯は辛い!メニュー名見て辛くなさそうな奴でも辛い。見た目辛い要素無い奴でも辛い。死ぬほど辛くて食べ切れないこともある。

めちゃくちゃ腹が減っているのに目の前の食べ物は業火の様に辛くてとてもじゃないが食えたもんじゃない。最早行き着く先は餓死のみ。なんて状況になりたくなければこの表現を覚えるのだ。

レストランなどではこちらが外国人と分かると「こちら辛い料理となってますが大丈夫でしょうか?」と聞いてくれることもある。そういう時は遠慮なくこの言葉を使おう。命が惜しければ。

なお逆にお菓子は喉が焼けるほど甘い。辛過ぎと甘過ぎでバランスを取ろうとするな。


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