事業家集団環境から多角経営できる経営者が多く輩出される理由③
私は、事業家集団環境で経営の基礎を学び、多角経営しています。
以前、その基礎として「お金」と「人間関係」の重要性に触れました。
そして、結果の原因として以下の2点をお話しました。
生存率を上げる経営手法を習得すること
未常識な領域にチャレンジすること
「お金」と「人間関係」の重要性について詳しく知りたい方はこちらの記事も読んでみてください。
そして今回も、多角経営の結果の原因をいくつかお話したいと思います。
1、コミュニティファーストの経営戦略を習得したこと
創業してからの生存率を上げる手法として、コミュニティマーケティングやファンマーケティングを挙げました。
起業前に、仲間作り・ファン作り・販路作り・資金作りなど、起業後に壁になりやすい点を先に押さえる合理的な手法です。
このような手法を選択している企業の多くは、プロダクトファーストでコミュニティを形成します。
世に出したいプロダクト(製品やサービス)を中心にコミュニティを作る形です。
Apple社が非常にわかりやすい例かと思います。
ただ、製品やサービスの寿命は年々短くなっているのが現状です。
アメリカのテックジャイアントでさえ数年でGAFAからGOMAへと移り変わっています。
※GAFA:Google/Apple/Facebook(現Meta)/Amazon
※GOMA:Google/OpenAI/Microsoft/Anthropic)
逆に、コミュニティは人がいる限り寿命が長く続いていきます。
特定の製品やサービスで色が付いたコミュニティを作るのではなく、作ったコミュニティに親和性がある品やサービスを生み出していくというアプローチです。
この手法によって生存率をさらに上げ、中長期的に繫栄する事業の基盤を作れるわけです。
2、実践力と継続力を培ったこと
起業する際によくあるのは、やってみたい気持ちや興味はあるけど、挑戦する人が少ないということです。
「目標を掲げた人が諦めるまでに挑戦した回数平均挑戦回数」は何回か知っていますか?
答えは、0.8回です。
これは『思考は現実化する』の著者ナポレオン・ヒルが、3万人を対象にして行った実験結果です。
0.8回ということは、ほとんどの人は1回も挑戦しないでやめてしまうということです。
「やってみたい気持ちはあるんだけど、どうせできないし、やらなかったら挫折もしないからね」といって挑戦しません。
起業する際のハードルは、資金、仲間作り、失敗への恐怖、自信の無さなどがあります。
コミュニティマーケティングやファンマーケティングを選択することで、そういったハードルを下げ、まず一歩が踏み出せます。
ハードルが低いから簡単という意味ではありません。
野球選手になるための経験が野球をやることでしか積めないように、経営者になるための経験は経営をすることでしか積めません。
その大きな一歩を踏み出し実践できることに価値があると考えています。
また、事業家集団環境では、習慣形成を行うプログラムが提供されています。
一歩踏み出すことは大事、さらにそれを実践し続け結果になるまでやり抜く継続力が必要なのです。
これはどんな新しい事業を立ち上げるときにも必要になることです。
このように、簡単に見えるけども大事な経営者としての基礎を培ったことが、多角経営する上でも活きています。
まとめ
多角形には以下の2点もポイントです。
中長期的に繁栄することが可能な経営を学ぶことが大事である。
実践力と継続力といった経営者としての基礎を培うことが、まず優先である。
経営者や多角経営を目指すなら、まずは実践していきましょう。
実践や挑戦したいと思っていても、何から始めたらいいか分からない人は、事業家集団環境で学ぶということも選択肢の一つとしてみてはいかがでしょうか。
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