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そんなエコ認識で大丈夫か?

政治家の環境保護や自然保護、動物愛護の発言や知識に対して今更そんな認識??とかおもうことって多いと思います。
勿論、そちら方面に詳しい人は居るにはいると思いますし自然体験等が大好きなんて人もいるにはいますが。

しかし、現在おもうにこれは??というかそんな程度でだいじょうぶか??なんてのを多々見受ける訳ですが、大体それが一人に集約されるんですけれどね。

その知識は京都議定書以前では?

既に誰の話をするか判ってる人ばかりでしょうが、話題の人セクシー小泉さんです。

最近だと割り箸の有料化だなんだの話ですね。
わざわざその為に木を切っていると言う認識なんですが、実際には間伐材や端材を使っての割り箸制作、ってのは環境問題に興味のある人は理解してると思います。
なにしろ、90年代にはその手の話が多々噴出して、割り箸は間伐材や端材を使っていますと言う事や、その割り箸が可燃ごみで処分出来たりなどはありましたね。

また、確かリンガーハットだったかと思いますが、廃油(廃棄食用油)を利用したエコディーゼルや、割り箸や食べ残しを利用した堆肥の制作等に力を入れていたりしました。
今もやってるかどうかは追認してませんが。

他にプラスチック袋コト、コンビニ袋ですがこれも日本の場合はエコを考えて炭酸カルシウムが混ざっていたりしますし、ゴミ袋としての再利用も可能な物に進化していたりします。
ごみ焼却炉の内壁を傷めない様にしてるとかなんとか。

これらも大体、90年代頃に対処してきてるんですね。

実は、日本のリサイクルは割と凄い

日本のリサイクル率が低いとか、エコに関する知識や意識が低いと言う風にされる場合もありますが、実のところ日本のリサイクル率やエコ知識や意識は割と高い部類、世界でもトップクラスなんて話もございます。

その理由に石油ショックなんてのが過去にあった事や公害問題があったなんて事もあるとか。
石油ショックは大体皆様御存知の、トイレットペーパー買い占め等のパニックが起こったりしてます。

ただ、中東からの石油が来なくなるなんて噂の他に、実際に原油価格の上昇等や中東戦争など不安が高まっていたのですね。
その頃から燃費性能だのを研究していますし、効率の良いエンジン内の燃焼等に加えて、原材料のリサイクルなんて面も注目されてきていました。
それらが日本車の性能向上に繋がったなんて事もあるそうです。

また、エコすなわち環境面では公害が大きな問題になった事もあります。
ゴジラ映画ですら、公害をテーマにした話がありますし(ゴジラ対ヘドラ)、帰ってきたウルトラマンは、公害が元で怪獣が復活する、怪獣化するなんて事がスタートです。
なのでまんま夢の島を舞台にした話もあるんですけれどね。

加えて公害病が世間を騒がせた事から、企業の公害に対する意識の持ち方も変わって来てるのはありました。

で、80年代の乱開発による自然破壊等がありますが、企業やマスコミと言うものよりも早く、一般市民が意識をそちらに向けていた、と言うのも強かったりするのですね。

その80年代当時の感覚が…

その80年代の感覚が、今を生きる政治家のはずの小泉進次郎さんの持っている感覚と言うのは見てておもう人、多いのではないでしょうか?

例えばプラスチックゴミの事に関しても、そのまま埋め立てをしていた様な時期の感覚で海洋汚染の話に繋がっています。
マイクロプラスチック問題は、コンビニ袋よりもこれまでの工事等に使われた物や、ソレ以上に衣類から出る物が多いと言う話があるのですがその事は考えずに、プラスチック関係=コンビニゴミ袋!なんて感じです。

実際に、コンビニ袋が海洋における生物への危機てのは事実なんですけれど、今コンビニ袋が新しくポイ捨てされて問題と言う部分は少ないと言うのはそれこそナショジオやディスカバリーのドキュメンタリー見てると判るのではないかな、てな感じなのですね。

例えば、コンビニ袋が海洋に流れ出ていく原因は、発展途上国や貧困国における過去の投棄物が漏れ出てきている物が多いなんて事もあります。
また、資源として拾っている人達がコンビニ袋の劣化に気づかずに破損させてマイクロプラスチック化を加速させている、等の話。

ゴミの投棄問題は地元の人達の健康問題にも直結していくのですから、もっと重視しないといけませんし、プラスチックゴミの投棄のおおくが船舶(主として貨物船と言う話も)にあると言う事も言われています。

実際の調査なんて今あまりできてないんですね。
国際プロジェクトで行わないといけない問題ではありますけれど、それをするには不都合な国があるって事からまともに進まない、等の問題も。

もし、本気で環境問題を論じるなら中国の問題ってのも見過ごしてはいけないってなるんですが、今は差別や偏見を助長するから配慮しろ!みたいな勢力も環境問題に口を突っ込んできていてまともな対処できない、と言う困り事を聞く事もあります。

マイ箸、マイスプーン等の問題は忘れられているのかい?

マイ箸等を使おう!なんてのは90年代にあったよな、と思い出す人、素直に言ったほうが良いですよ。

マイ箸、マイスプーン・フォークってのは確かにエコというか資源の無駄遣いを避けるという面はありますが他に大きな問題を作るんですね。

一つに食中毒の件が有ったことがあります。
弁当持参の会社員等は気をつけていたかもしれないのですが、流行りなのでとマイ箸やスプーンを持ち歩き、食事をする。
当然、間食や飲み会でもマイカトラリーですよ。
ただし、衛生的になっているかは不明。
これで、食中毒の問題があったのは新聞にも載ってたので見たことある人いると思います。

消毒系のウェットティッシュはまだ数が少なく高く、洗う場所も無いか限られている場合には、カトラリーの洗浄が万全ではないと言うのもあります。
したがって食べかすや食物のカスなどが残り、雑菌が繁殖してからの食中毒てな事もあったんですね。

そして、店が疑われる。
でも持参した食器などで起こる事は店では防げないので、自然とマイカトラリーブームは去っていったてなもんです。

勿論、自分でちゃんと管理できる人はよいのですがそれができない人の方が多かった。
ズボラってのもあれば忙しいてのもあった。
この状況はいまも変わらないというかもっと酷いと思いますので、多分マイ箸やマイスプーンの使用で病気がってのもいまの時代ならもっと増えるかもしれないんですね。

勿論、資源や環境の問題を感がないといけませんが人の生活や健康の安全を考える必要もあるんですが、そこが小泉進次郎さんには欠けているとおもう部分なんですね。

で、当人はいまマイカトラリー持ってんだろうか?

言うからには持っていると言う話にだんだんなるんじゃないか、とおもうのですけれど、実際には自分は使ってないということになったら反感だけでますよね。

例えば、東日本大震災後の節電生活時に、新聞記者は節電だシェアだと言う話をしているにはいましたが、自分達は空調の効いた職場か自宅でエアコンガンガンかけて仕事をしているなんて事があったそうで。
そして、子どもに怒られた、なんて記事もありました。
もし言うだけいって、自分達は好き勝手とかなったらどうなるでしょうね?
新聞などの売上が落ちていった理由にも挙げられている新聞記者の口だけ問題やらなにやらがあって、なおそれを他山の石とする事ができずにいたら…。

反発などが増えるだけではなくエコロジーってものそのものが否定されるかもしれません。
環境破壊に気を使うのが苦労する庶民だけ!ってなったら世界レベルでは革命闘争だってあるかもしれませんねw
上流階級の横暴を許すな!!って。
ただでさえ、環境変動、気象変動で苦労している様な現状で、口だけの人が音頭とって事がうまく行くとは思えないのですから、音頭取る人はちゃんと実践しないと、駄目だろうなあとおもうのです。

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