見出し画像

芸術島旅行【3.4日目 直島-高松】

文章をまとめる力がなさすぎてダラダラ長文を書いてしまうのをどうにかしたい

滞在3日目、この日も直島を巡って行った
朝イチで向かった先は「地中美術館」だ
地中美術館は事前に予約が必要なので気をつけてほしい 空きがあれば当日にチケットを買うことも可能 料金は一律2100円
正直最初は高いなと思った ほとんどの施設が千円台でここだけ倍の額だ
まあきっと金額分の満足度があるんだろうなとかなり期待して行った

時間指定予約でチェックアウトしてから時間が少しあったのであたりの散策をした
近くにダムがあるとのことでそこまで散歩したりした
もう少し暖かいと桜が綺麗に咲いてるスポットが道中にあったり、パブリックアートがあったりするので時間があれば是非

今思ったが結構ソーシャルディスタンスだな
地中美術館はここを超えた先、敷地内は一切写真撮影が禁止されている
ここに限ったことではないが豊島も直島も殆どが敷地内、館内撮影禁止である

ここの設計ももちろん安藤忠雄である
特にすごくて、入った瞬間からうわなんだこれ…というような建築が広がっている
光の差し方も計算されているのできっとどの時間に来てもここは建築かなり楽しめると思う

入った瞬間から芸術が広がっている
人が少ないのですごく落ち着いて見れた
ここはとても広くて大きいが展示されているアーティストは少ない
クロード・モネ、ウォルター・デ・マリア、ジェームズ・タレルである
それぞれの専用の作品室があり、作品に最適な空間作りを安藤忠雄が手掛けている

わたしはもともとモネがそこまですきじゃない
嫌いなわけでは全くないがあまり違いがよくわからないのでなんというか見ていて湧き上がる感情は特にないという感じだった
しかしここのモネはすごかった
この空間にこの配置で置かれるモネはすごかった やっぱり環境というのは大事だと改めてわかった
ここにあるモネの作品はどれもかなり大きいもので迫力が凄いので是非見てほしい

光をアートとして掲示する、ジェームズ・タレルの作り出した作品は必見だ
数点あるが中でも「オープン・フィールド」は不思議な体験ができるインスタレーションだった
同じ組で案内された子供たちには少し怖かったようだがすぐにはしゃいでいた
これについての明記は控えるので是非自身で体感していただきたい

館内にはカフェも併設されている
オリジナルのメニューで軽食も食べれる
照り焼きチキンのライスバーガーと瀬戸内レモンティーをいただいた
テラスもあり、テラスでも食べることができ、店内はテラスに使って長いテーブルがあり、寒い日などは外に出なくても景色を見ることができる
かなり最高の眺めだった、撮影禁止なのが惜しい
瀬戸内のオリジナルドリンクがかなり種類豊富にあったりした

地中美術館を後にし、「李禹煥美術館」へと向かった
ヨーロッパを中心に活動している"もの派"のアーティストで彫刻、絵画など幅広い作品がある

ここは野外に彫刻作品がいくつかと館内に彫刻と絵画が展示されている もちろん設計は安藤忠雄である

野外の作品は撮影が可能だ
この作品、「無限門」はかなり大きい作品で近くに行けばよくわかるがどうしてこれを維持できているんだろう と思った
かなり計算して作られている 力学とかよくわからないのでわたしには何故これが倒れないのかはわからない

ベネッセエリアには他にも野外作品がたくさんある 多分沢山ありすぎて見落としもあるかもしれない

ウォルター・デ・マリア「見えて/見えず 知って/知れず」
地中美術館内の作品もそうだがどうしてもGANTZ玉…と思ってしまう

ベネッセエリアの海岸沿いにある通路
多分ここに船でもつけられるようになっているのだろう
ここからの見晴らしは最高だった
入り口の鍵がかかってなかったので入ってしまったがもしダメだったら怒ってください すみません
床もスケスケなので怖いと思う人もいるかもしれない

このあともう一度昼のベネッセハウスミュージアムを堪能した
この日は本来はもう一泊島に滞在する予定だったがコロナ禍で当初の予定からいろいろ変更をしたので高松市内に戻って高松で一泊した

高松港に戻り、宿をチェックインしてある場所に向かった
行きのバスに乗っているときに地図上で見つけた県営団地である

高松築港駅からことでんで30分ほどのところにある「県営一宮団地」である
夜も更け、辺りは真っ暗で正直あまり見えてないがそれでも行ったのには理由があった
この団地は丹下健三が設計したからである
1964年に建築されたものだが、まず団地の従来の形とは大きくかけ離れている

真っ暗な中かなり無理やり撮影したので画像検索でもしてほしい 
かなり独特な形をしていた
ここはかなり広かった
おまけにスターハウスもあった

さすがスターハウス丹下健三建築ではない
スターハウスは建築された期間がかなり短かったことと、ほとんどが老朽化で解体されているため数少ない 都内だと野方のUR野方住宅が住宅として機能しているもので最後の一箇所である
ここのスターハウスも一棟につき、一世帯あるかないかの状態で一部解体が進んでいた
是非日中に、建築や団地に興味がある人は行ってもらいたいおすすめスポットである
団地自体は住民の方の邪魔にならないことだけは最低限気をつけてほしい

この日はこれで宿に戻った
これで島についての記録は全て終わりだが最後の1日の高松での記録もしていこうと思う

4日目

起床してまずモーニングを取るために「喫茶 城の眼」に向かった
設計山本忠司のインテリアは空充秋が手掛けている 山本忠司は直島の家プロジェクトの角屋の修復設計も手掛けている
ニューヨーク世界博覧会の日本館のために試作した石彫レリーフが壁に残っていたり、かなりすごいところである
イサムノグチや武満徹もここに通っていたと言われている

昔ながらの雰囲気の残るシンプルなモーニングをいただいた

そしてこの日は建築をメインに巡った

香川県庁の設計は丹下健三である
旧庁舎も新庁舎もどちらも丹下健三で、時の長れを感じることができる
かなり細部までこだわっていてかなり迫力があり、中には猪熊弦一郎の壁画もある

今回の旅は芸術をメインに巡ったは最後の方は建築が中心になった
そもそも香川県に行くのは初めてで、芸術が盛んなのは瀬戸内国際芸術祭などあるのでわかっていたが建築がここまで発達しているとは思わなかった
高松市は歩いているだけで名建築家の建築がそこかしこに点在している
特に市内は丹下健三建築がかなり多かった
県営団地にしても50年以上前から建築にかなり力を入れていることが今回知ることができかなりよかった
香川県に行った際には是非街並み、建築をよく見てみるとたくさんの発見があるかもしれない

あまりにもどこにも行けないので今回書いたこの旅行記だがもっと簡潔にするつもりがかなり長くなってしまって申し訳ないのと全て見てくれた方は本当にありがとうございます
また必ず終息したら行きたいのでもし他にお勧めのところがあったら是非教えてください

それとInstagramをやっています
今回載せていないけど行ったところや、普段は団地や喫茶店が好きでよく巡っているのでよかったら見てください
こちらからも飛べます

ここまで見てくださりありがとうございました

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?