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水道橋博士さん、うつ治療と政治活動の継続はれいわ新選組を離党すべきです!

水道橋博士がうつで議員活動を休止

れいわ新選組の水道橋博士参議院議員がうつ病で議員活動を休止したことが発表されました。まずは治療に専念され回復することをお祈りします。

昨今、左派や野党支持者の人は嫌いな政治家や著名人の死や傷病を茶化す傾向があります。生命や病気にまで踏み込むのは逆に心の余裕のなさを感じます。これが党派性というものでしょう。

水道橋博士は当選以前からうつに悩み、2018年に体調不良で芸能活動を休止した過去も。私、以前の自宅が割と近かったので博士がウォーキングしている姿を目撃したことがあります。テレビ出演の時と異なりその様は憔悴した中年男性…。本当に失礼だけど随分前から辛かったと思います。

もともと政治に関心が高く、感染防止の自粛期間中はTwitterでも政府、自民、安倍批判を強めていました。これが野党支持者に好評でより攻撃性を高めた印象です。

れいわ新選組という政治的新興宗教

そして今年5月の参院選、れいわ新選組から立候補し当選しました。しかし議員になるにしてもれいわ新選組を選ぶべきではなかった。参考にホリエモンさんと幻冬舎編集者・箕輪厚介さんの対談動画を見てください。

そもそもれいわとは山本太郎代表の個人商店であり、彼の信者が集まる政党です。ガーシー砲で山本太郎のスキャンダルが発覚したとしても支持者は全く動じないと箕輪さんは指摘します。これは的確な指摘です。

それはまるで新興宗教。

政治家、政党、イデオロギーに対する強烈な信奉は党派を問いません。しかしれいわ新選組のそれはかなり異なります。そこにはインテリアピールとイケてる感という二大要素があります。

インテリアピールとイケてる感

れいわ新選組の黎明期。新宿駅東口付近で山本代表の応援演説をしている一行がいました。申し訳ないがボロボロの衣類。シャツが小さくてお腹が出ている人がマイクを握っています。これを見て一般人が共鳴するとは思えません。いわゆる「ローンウルフ」を想起する面々でした。

再び彼らと出くわした時になぜか「池田大作先生(創価学会インタナショナル会長)は世界平和の実現者」とアピールしていました。これは山本さんが沖縄で学会員を候補者に立てたことが影響しています。

この影響されやすさ…。驚きました。そして非常に攻撃性が強い。

私もSNS上でれいわ新選組の支持者から攻撃レスを受けたことがあります。その際に彼ら攻撃文句として「頭が悪い」という表現を使っています。

同党への疑問や問題提起に対して「頭が悪い」という返答。これもれいわ支持者あるあるです。つまりれいわ支持者にとって同党を信奉する行為自体が「インテリアピール」になっています。

昭和平成のインテリアピールは例えば難解な学術書を積み上げる、これなどは典型例でしょう。しかし中身は真っ新。そんな人も多かったと思います。しかしれいわ支持者の場合、党の信奉自体がインテリアピール。ある意味では悲しき仕草にも見えます。

その後、れいわ新選組は都内各地で街頭演説を行い多数の聴衆を集めました。音響機器を使ったパフォーマンスはアングラカルチャー好きとも相性が良くヒップホップスタイル風の男性も散見されます。ただオジサンが全力でイケてる感を醸し出している、そんな印象も受けました。

つまり「ダサくてオジサンの集まりの自民党や維新に比べてイケてるオレら」を一生懸命、演じています。

今年6月4日の「 れいわ新選組 総決起しまくり大会!」などは最たるもの。「総決起しまくり」というネーミングが90年代っぽさもありますが山本代表のセンスでしょう。

ネットスラングで言うところのウェイ系も想起します。

イケてる感とウェイに乗っかった水道橋博士

参院選前後の水道橋博士の言動は明らかに躁状態に見えました。そこにれいわ支持者も絡み一層、ウェイが強まります。

野党支持者の選挙活動やデモは一種の非日常があります。この場合の非日常とは例えば学校行事の修学旅行や文化祭、体育祭。集団行動が嫌いな人もいるから一概には言えないけど、文化祭などの高揚感は記憶にありませんか。

選挙活動やデモ自体が一種の娯楽になっている点は見逃せません。

おそらく水道橋博士もその高揚感に満たされたと思います。しかし議員バッチ(当選)は達成感をもたらさない。なぜなら選挙活動の高揚感=躁状態が心地良いのであって当選が目的ではなかったと見ています。

なまじ議員になったら発言や行動も少なからず制限されます。実は彼にとって落選していた方が幸福だったかもしれません。落選していれば今頃、嬉々としてTwitter上で何かを攻撃していたでしょう。

れいわ支持者は落選を「何らかの陰謀」に転嫁してくれるから博士のプライドも満たされます。

7月26日の初出勤の動画。この時の表情や態度は初当選した議員と思えません。むしろ面倒ごとを背負い込んだ――そんな気がしてなりません。

水道橋博士さん、悪いことは言いません。うつ病を治療したいならば一刻も早くれいわ新選組を離れた方がいい。そこは躁鬱の波が押しては返す小さな海。議員活動がしたければ無所属でも可能ですよ。

れいわに所属することは興奮剤を服用し続けるようなものです。


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