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34歳元幹部自衛官。自衛隊を辞めて良かったこと3選

元航空自衛官、現在は経営者のあっしゅです。
これまでさんざん自衛隊のPRをしてきましたが、自衛隊を辞めて良かったことにも触れていきたいと思います。

まず1つ目は時間的に自由になれたことです。
何といってもこれですね。自衛隊の頃は出勤中も帰宅後も朝も夜も関係なく任務所要があれば即出勤でした。時間的な自由ができたというのは辞めて良かったことだと思います。
時間的な自由度が少ないと、例え休日であっても行動意欲がなくなります。
外出しても呼ばれるんじゃないか等を考えながら休日を過ごさなくて良くなったことでかなりアクティブになったと思います。

2つ目は選択の自由があることです。
分かりやすい例を挙げると、自衛隊は住む場所の制限が結構強いです。
職種にも寄りますが、基地から何分圏内にという制限があったり、隊員だと基地内に住まなければならなかったりします。
ごはんもランチに外へ出たりすることもなく、基地内の食堂へ行くか弁当を準備するかしかありません。
出勤時の服も自衛隊の迷彩でしたので、何を着るか選ぶ必要がありませんでした。
これらのことから、自衛隊にいると自分で決められないことが多すぎて自分の人生を他人にゆだねるのが当然という感覚になります。
どこに住むか、何を着るか、何を食べるか、誰と会うか等の選択の自由ができて、自分の人生を主体的に生きることができるようになったことが何より良かったことです。

3つ目は、世界が広がったことです。
自衛官をしている時は1年のほとんどを自衛官とともに過ごしていました。
自衛官に関わらずですが、同じ会社の人だけと話していると当然、会社内でどう振舞うべきか、どうやったらうまくできるか、狭い世界の価値観で凝り固まってしまいます。そして、それに反している行動をとっている人をバッシングするための会話を繰り広げます。
この会話をするコミュニティには「他の人と同じことをしないといけない、要領よくできないといけない、空気が読めないといけない」という雰囲気が充満します。
自衛隊に長くいればいるほど、必然的に視野が狭くなり、視座が下がっていきます。
外の世界に出れば必ずしも世界が広がるかは分かりませんが、自分次第でなんでもできる。会った人の分だけ考え方があり、行動の数だけ可能性があるということが圧倒的に幸せを感じれた点です。

このように、自衛隊を辞めて良かった点は多くあります。
一方で、自分で全ての責任を取らなければならなくなったというプレッシャーもあります。

人生に悩まれている自衛官の方は、何かアドバイスなりサポートができると思いますのでご相談お待ちしています!

では!

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