【小学生に向けて自動運転サービスの教育プログラムを実施しました!】

みなさま、こんにちは!
自動運転サービス実装問い合わせ窓口『ジドサポ』です。

2021年7月19日より、福岡県みやま市で自動運転サービスの社会実装が開始しました。
戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)で取り組む、地方部における自動運転サービスとしては、秋田県北秋田郡上小阿仁村、滋賀県東近江市に続いて、全国で3例目、九州地方でははじめての本格導入となります。

そこで、自動運転サービスに対する社会受容性向上の一環として、みやま市立桜舞館小学校5年生の社会科の時間に自動運転サービスの授業を実施しました。

授業は2部構成とし、前半は講義形式の座学で自動運転サービスの必要性と仕組みを伝え、後半は外に出て自動運転車両を実際にみてもらいました。

子供たちには、自動運転を説明する資料と、親子で一緒に自動運転を学びながら遊べる『ジドロク』を配布しました。

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1.授業の様子

前半は講義形式で座学を行いました。30分程度の説明でしたが、子供たちが資料をジーっと眺めていたり、投影された資料や動画を食い入るように見ている姿が印象的でした。

自動運転の必要性や仕組みといった少し固い内容なので、小学生は飽きてしまうかと心配していましたが、興味深々で話を聞いてくれました。

また、講義の中ではクイズコーナーも設けました。回答は3択になっていて、子供たちは真剣に考えて、答えだと思う選択肢に手を挙げてくれました。(結構、正答率が高かったです!)

その後、外に出て自動運転車両を実際に見てもらいました。
実物をみると、子供たち大興奮!
座学の時はなかなか出てこなかった質問が、外に出てからは次から次へと手が挙がりました。
子供たちが積極的に質問してくれる姿がとても印象的で、中には、「どこで充電するのか」や、「直射日光が当たるが、暑くならないように、どのような対策をしているのか」といった私たちも驚くような核心を突いた質問もありました。

この授業を通じて、「自分たちは自動運転車両を知っている!」と自動運転を身近に感じてもらえたように思いました。

家に帰ってからも、保護者の方や友達と自動運転の話で盛り上がってくれるのでは、と期待してしまうような積極性が感じられました。

子どもならではの視点から自動運転サービスを発信してもらい、自動運転は、電車やバスと同じように当たり前の交通サービスだと地域の大人たちにも感じてもらえると嬉しいです。

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2.小学生の感想

授業を受けた子供たちからは、たくさんの感想が出てきました。
「自動運転は高齢者の為に安全に使える車ということが分りました」といった感想や、「ハンドルを握らなくても自動で動くところがすごい。便利になると思いました」といった感想も聞けました。
次の世代を担う子どもたちが、こういった意識をもってくれることで、地域の公共交通を将来にわたって維持していくことができると期待できます。


また、小学生のとても素直な意見は、周りの大人たちにも伝えて、地域を突き動かす原動力にもなると感じました。
今後もこうした活動を全国各地で行い、次の世代を担う子どもたちに自動運転サービスの目的や仕組みを伝えていくことにより、地域全体で将来の交通サービスについて一緒に考えてもらうきっかけになると嬉しいです。

何よりも、自動運転が身近な自分たちの交通サービスだと感じ、たくさん自動運転サービスを使ってもらえることが、自動運転サービスの担当者として一番嬉しいことです。
これからもこうした活動を通じて、皆さんに使ってもらえる、生活になくてはならない自動運転サービスにしていきたいと思います。

以上、「小学生向けの自動運転サービスの授業」に関するお話でした。
今後、自動運転サービスを小学生向けに授業したい、小学生にも自動運転サービスや車両のことを知ってほしい等のご要望、ご不明な点等ございましたら、ご気軽にご相談ください。

閲覧ありがとうございました!


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