【オンゲキ】レート値下限16.40目標目線での『新曲枠』レート対象曲攻略【bright MEMORY】

おはようございます、自ドあです。

記事名の通り、レート値下限16.40目標目線での新曲枠のレート対象曲の一部の攻略についてまとめました。
HITやMISSが出ようが、レート値16.40が出ればOK!!」という内容になります。フルコンやAB、SSS+を達成するために役立つ内容は皆無なので、その点、ご留意をお願いします。
また、『攻略』と銘打ってはいますが、厳密には「自分はこういうやり方でスコアが伸びました」という内容の共有と言った方が正確でしょう。「そのやり方の方がムズくないか?」という内容もあるかとは思いますので、取捨選択していただければと思います。

本記事は単体で見ても問題ないようにはなっているかとは思いますが、 ↓ のレート16.50達成についての記事の一部という扱いです。「16.40目標」というのもそういう理由です。

レート16.50を目指している方は、もしよければこちらも見ていただければと思います。少しでも参考になれば幸いです。


※本記事内の譜面画像は『オンゲキ譜面保管所』より、譜面の読み替え/組み換え画像は『#オンゲキ運指』で生成したものお借りしました。



【14.5】What color…(LUN)

忙しなさはありますが、全体を通して複雑な配置は少ないため、一定のリズムをキープする能力である程度スコアが出せる譜面、という印象です。走り気味にならないよう気を付けるだけでかなりスコアが安定しました。

◆最初のサビ後(49~50小節)

右フリック後、レバーを右端に置きっぱなしにすると早々にレーンアウトします。
かなり早めにレーンの移動が始まるため、フリックしたらそのままレバーを握り、自機を移動させることを忘れないようにしましょう。

コース中央にベル置いておいてくれればいいのにね

◆間奏(58~65小節)

大体ここの出来でスコアが決まると思います。

両手完全交互で押せる見た目でもなく、物量が結構あるのでパッと見の圧は強いんですが、よく見ると同時押しは
①左 : 赤緑
②左 : 緑青
③右 : 赤緑
④右 : 緑青
4パターンしか降ってきません
この4パターンしか来ないということを頭に入れておくだけで、大分捌きやすいんじゃないかと思います。

適当に1小節抜粋
左青と右赤が中央を共有しているので見難いけど実質4レーンみたいなもん

◆「何かやり遂げたくて困って歳を感じ」部分(75~78小節)

地味に難所だと思います。
歌詞も聴き取ることが難しいです。

ここは全体を満遍なく見るよりも、4レーンの内の2レーンに意識を多めに傾けるやり方が効くかもしれません。
私はロングノーツに意識を合わせ、通常ノーツはその合間で流すイメージで押すと上手く捌くことが出来ました。
人によっては、意識の比重を↑の逆にした方がやりやすい可能性もあると思います。4レーンとして見ることも含め、譜面をどう見るのが自分に向いているか、プレイしながら確かめるとよいでしょう。

75, 76小節のみ抜粋
77, 78小節はミラー気味配置

◆ラストのくの字(85小節)

5レーンが6レーンになりつつ、くの字+ゴミが降ってくるために視認性が悪く、ごちゃごちゃっと押してしまいたくなる配置ですが、適当に押すとHITの量産地になります。

分解してみると、表拍で左から右に向かって2個同時押しが移動しつつ、同時に右から左に向かってくの字が移動する配置になります。
私はくの字の動きに意識を向けることで、譜面が良く見えるようになり、精度を上げることが出来ました。
2個同時押しとくの字の両方の動きを意識しようとするのは難しいと思いますが、どちらか片方を重点的に意識しておくと対処しやすいのではないでしょうか。

左 : 左から右に向かって移動する2個同時押しを意識して譜面を見た場合のイメージ
右 : 右から左に向かって移動するくの字押しを意識して譜面を見た場合のイメージ


2個同時とくの字を左右で完全に分解して考える(押す)場合
どれでもやりやすい認識で


【14.5】花と、雪と、ドラムンベース。

咄嗟にはなかなか対応できない配置が多いため、覚えゲー感はありますが、裏を返すと回数を重ねていけば急に伸びるタイミングがあるタイプの譜面でしょう。
この譜面を詰めている間、学生時代の漢字の書き取り小テストの対策をしている時の感情を思い出しました。そういう譜面です。好きな譜面ですけどね。

◆全体を通して

LUNでやれ感がすさまじい譜面ですが、この譜面の印象的な配置の大半は左右を反転させて2回繰り返されるので、意外と覚えることは少ない譜面だと思っています。

↓の画像は、譜面全体にざっくりと反転リピート配置の分布を色付けしたものです。
文字表記のない着色部が1回目、「M」と書いてあるのが2回目(ミラー配置)です。

25~28小節目や29, 30小節目なんかも反転させて繰り返した配置と言えるが、意識するほどでもない内容なので省略

こう見ると結構覚えて対処できそうな気がしてきませんか?

緑で色分けした部分に関しては、漠然とはやることが共通しているものの、『お寿司/逆お寿司の差異がある』『一部ミラー配置になっていない』という理由で「だいたいM」としてあります。
自機操作が基本的に左手になるこのゲームの構造上、右壁+ボタンが2回目の配置で反転しないのは数少ない良心だと思いますね……。

色がついていない部分についても、まんまミラー配置ではないにしても共通する要素を含んでいることが多々あります
わかりやすいところだと黄色のそれぞれの着色部分の後には、『両手壁+ボタン→そのままボタンをホールドしつつ緑』、の配置が降ってきています。

黄色地帯抜けの80小節、黄色地帯(ミラー配置)抜けの88~91小節の共通点
オレンジ丸 : 両壁+ボタンホールド
黄丸 : 外側のボタンをホールドしながら緑の処理

このように、短期間に複数個所で対処の意識を使い回せます。
こういった点も、最初に書いた「回数を重ねていけば急に伸びるタイミングがあるタイプの譜面」だと考えている根拠の一つになります。


◆「ディスイズトラボゥ!!!」の手前(31小節)

割りととんでもない配置がいきなり飛んできます。

これ見たまま左右交互でちゃんと押せるならIn Chaosめっちゃスコア出せそう

見たまま押そうとすると脳が2つ必要なので、空打ちを混ぜて押しやすい形にしてごまかします。
赤単体、青単体は赤青同時押しにしてしまいましょう。

ガフじゃんね

オンゲキにおけるスタンダードな指の分担がわからないので、一応私の指の分担について言及しますが、この配置の場合は、右手で説明すると、
赤 : 親
緑 : 中
青 : 小
が一番押しやすいかなーと思ってます。親+小は腕や手首の動き、中は指の動きでボタンを押すことで、ある程度の速さを求められても無理なく拾えます。
もっとも、私は普段からこの指の分担を基本にしているので、慣れの占める割合が大きいのかもしれませんが……。

◆逆お寿司地帯(49~59小節)

歌詞「花一輪」直後の部分にベルが配置されているので、ベルと敵弾が混在している印象を受けますが、このだいたいミラー配置一帯は「花一輪」直後の3個以外にはベルがありません。
「花一輪」直後以外では敵弾しか来ないので、敵弾とレーンに専念して自機を動かしてOKです。

「花一輪」直後部分
ここの話

◆「それやるなら竹でやれよ」って感じの見栄えの配置(66~71小節)

71小節目のみ抜粋
3色の竹

多少指先をボタン上に残す必要はありますが、「ホールドしなきゃ!」という意識に囚われ過ぎるくらいだったら、普通のトリルに近い意識で押してしまっても大丈夫だと思います。運悪くHITが出るよりも指が離れなくてMISSが出てしまう方が損失が大きいので。

◆「ドゥンッデデデドゥンッデデデ 冬の窓辺に」部分(75, 76小節)

この楽曲において、意識していないと総崩れになってしまうポイント代表だと思っています。

このミラー配置が先に来てくれるんだったら、自然に左レバーになるから備えやすくてまだラクだったのに

とりあえず、直前のフリックで自機をしっかり左端に寄せておきましょう。中央寄りに自機を置いてしまい、76小節目で「一瞬左にレバー切らないとベル取れないか?」などと無駄な思考を必要としてしまうとミスに繋がりやすくなると思うので……。

で、ここのノーツですが見た目通りに取ると、
右手 : 壁
左手 : ボタン(赤緑)
になり、間髪入れずに右手でレバーを拾うことになります。その際は頑張って事前に「右手レバー右手レバー右手レバー」と頭の中で唱え続けて取りましょう(は?)。
……いや、ホントに事前に意識するしかないと思うんですよね……。目視即無意識に右手が飛び出すなら何も問題ないのでそれでいいんですが、私は眼も手もそこまで優秀じゃありませんでした。

右手でレバー操作をしたくない場合は、右手で3打目の赤緑を取れば左レバーのまま進行することが出来ますが、それはそれで意識を向けないとその動きは咄嗟に出来ないと思います(やったことない)。

どちらにせよ、「ドゥンデッデドゥンデッデドゥンデッデ アアアアアアアアアアアア」の時点から心の中で備えておくことをオススメします。

……、「事前に備えてれば取れるんや!!」が攻略的な結論ってお前マジか? って気は自分でもするんですが、正直ヘンに小手先で解決しようとするよりはずっと確実だと思います。私は本気です。すみません。許してください。


……あと、これは譜面とか関係なくて、個人的に好きってだけのマジで死ぬほどどうでもいい話なんですが、公式MVのこの部分の「FUYU NO MADOBE NI」がめちゃめちゃダサくてかわいいと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=KL3z-VFNNa8  より
1:43 頃

これ印刷したTシャツとか出してほしい。


【14.6】まっすぐ→→→ストリーム!(LUN)

強引な(雰囲気)メリゴ引用が目立つ譜面なので、この譜面単体相手に戦うよりも、この譜面をメリゴの練習にしてしまうorメリゴをある程度頑張ってからこの譜面に触る、のどちらかが良いと思います。

◆サビ前(33小節)

牧歌的な16分トリルが突如24分になるので注意。
光ってるので回数だけ守ればOK。

バス合わせなので曲を聴きこんでれば対処できそう
ゲーム上でしか聴いたことないとそんなバスはSEで聴こえないのでビビる

◆サビ : 全体的に(36~49, 91~105小節)

ノーツを一つひとつ認識しようとするよりも、「ロングノーツをしっかり最後まで押さえるついでに単発を捌く」くらいの意識が一番ミスが少なかったです。
そこそこの速さでそこそこの量のノーツが大体同じような配置で途切れずに降り続けるので、途中でゲシュタルト崩壊を起こし全てが終わってしまうことが多々ありました。要は画面は見すぎない方が良いかもしれません。
また、「そこそこの速さ」とは言ったものの、叩いていると段々先走ってしまう微妙な速さなので、fast表記には敏感に対応するくらいの気持ちで臨んだ方がいいと感じました。

◆サビ : くねりプチロング(39, 47小節)

1回目のサビのみ出て来る、地味ながらめっちゃ押しにくい配置(2回目のサビだと階段になってる)。
ここでこんなに苦しんでるのは私だけかもしれませんが……。

黄丸部分
47小節にもミラー配置がある

・単発が前後をロングに挟まれているため力んでしまい上手く押せない
・単純に短い間隔で同じ指を同じ場所で上げたり下げたりする動きがややこしい
・それを反対側に壁が来ているタイミングに画面端でやらされるため、視線と意識がそがれる

等、難しく感じる要因は多々あります。

で、対処を色々考えてみたんですが、『「押しにくいのが来るぞ!」と構える』『手をいつもより大げさに動かす』くらいしか対処は思いつきませんでした(は?)。
あまり意識しすぎたり、その思考のまま回数を重ねすぎると酷い癖がつきそうですが、私はこの曲の1日のプレイ回数上限を自分の中ではかなり少な目に設定することで、日数こそかかってしまいましたが癖がつく前にケリをつけることが出来ました。

一応、妥協案としては『通行料として諦めて赤緑を大体同時押しで済ませ、その失点をカバーできるよう他を頑張る』になるでしょうか。ミラー配置込みで2赤ブレで安定するならまだしも、2 HITになってしまうなら選択肢として微妙そうですが……。

◆サビの終わりのメリゴの子供みたいな配置が降ってくる手前(50小節)

見た目結構厳ついですが、8分配置なので両手8分全押しでOK。

メリゴの子供(51小節)は16分なので全押しだと巻き込んでしまう
しっかり切り替えられるようにここで呼吸を整える

◆Cメロの中央ベル放置地帯(81~85小節)

個人的にここもめちゃめちゃ苦手な配置です。
鍵盤配置自体は左右分業でまったく問題ない内容ですが、中央にベルが降り続けることで頭が混乱してしまい、とても腕二本を同時に動かせませんでした。

なので、見た目通りの鍵盤左右分業ではなく、左レバー/右鍵盤で分業して強行突破しました。レバー(自機)は中央放置なので、つまり右手のみでノーツの相手をしたということですね。
不格好な取り方だとは思いますが、「安定するならいいか」とこのやり方で徹底しました。

◆アウトロ(108~115小節)

ベルを取りながら敵弾も避けながらボタンも押さないといけないので忙しい……。

キチンと見た目通りにボタンを押す優等生スタイルで挑んでは無駄なミスを出すことが多々あったため、要らないプライドは捨てて肩肘張らずに右手は全押しに切り替えたところ、しっかり無駄なミスがなくなりました。
途中2回16分配置があるので、そこだけ意識を怠らないように。


【14.6】妖々跋扈 ~ Who done it!

全体的に「なんか嫌なことあった?」という感じの配置が続きます。
若干曲芸譜面というか、これが上手くてもあんまり他の譜面に活きないタイプの譜面……じゃないかと思います。得意じゃなかったら別に無理に詰める譜面ではないなぁと。連打の練習って話なら、わかりやすいところだと激唱(MASでもLUNでも)とかで良さそうですし……。

◆サビのツーバス連打+主旋律(59~64小節)

一番「なんか嫌なことあった?」って感じのところですね。
両手でトリルやらされながら違うリズム(主旋律)で間に来るノーツを叩かないといけないハラスメントみたいな配置が続きます。

混乱を招く配置ですが、ここ一帯の要点を整理すると、
左手は赤連打以外のノーツを相手にする必要がない
・主旋律合わせの光っているノーツは右手青と同じタイミングでしか降ってこない
・右手は緑青を常時同時押しでも大丈夫(お好みで)
・一方で、光ってるとはいえ右手の赤はちゃんと押さないといけない(ヘンに押すと光ってない左手分の赤を巻き込む)

の4点がポイントでしょうか。

これらを踏まえた上で、私は自動化が有効であると考え、左手を自動化することで上手く対応することが出来ました。
自動化について簡単に説明すると、左右どちらかの手が8分や16分の一定の動きのような簡単な動作で完結する場合、そちら側に割り振る視線や意識を減らし、反対の難度が高い側の配置に多く割り振る、という譜面の見方です。
多分IIDXのDPやってないと聞かない言葉だと思います。より詳しく知りたい方は[IIDX DP 自動化]とかでググってください。

今回で言うと、『左手は裏拍16分で赤を叩き続けるだけなので、わざわざ譜面の左半分を見たり意識する必要はない』ってことですね。
強いて言うなら、視界の端で判定文字やfast/lateの文字色をなんとなく察知して調整する必要はありますが。

65小節目頭の右壁が自動化解除の合図です。

左手を自動化した譜面の見方のイメージ
手が逆の方がやりやすければミラーで

あとは右手で赤を余計に触ってしまわないようにするのが肝要でしょうか。
個人的には、いちいち指をボタン上に落とすというよりも、2個同時押し形を作っておき、青+αのタイミングのみ作った形ごと両ボタン上に手を落とすイメージで叩くようにしたところ、ミスがなくなりました。

……自動化はオススメな認識方法ではあるんですが、いきなりこの忙しさの譜面で意識して実行出来るものなのかは正直わかりません(無責任)。みんなもDPやろう!!

◆デストリル(65, 67小節)


緑ロングを押さえながらのトリルは押しにくいと思うので、これ↓でいいです。

緑ホールドの為に、ちょっと指先をボタンの上に残す意識で

◆突然の減速(68, 94小節)

急に減速するので、1つ前の小節の時点で「急に減速するぞ」って思っておくといいです(漠然)。
最初の数打の赤ブレまでならリズム調整料だと思って許容するのがストレスが少なくて済みます。HITが出なければOKの精神で。


【14.6】Caliburne ~Story of the Legendary sword~

全体的に落ち着きのない配置が多いことに加え、ビックリ配置もところどころ差し込まれている譜面、という印象です。
半面、複数ホールドが多いこともあり、対策してしまえば一気にスコアを伸ばせるタイプだとも思います。

◆くの字ロング地帯(67~69, 75~77小節)

ごちゃごちゃぐにゃぐにゃしていて、いきなり飛んで来てもよく見えない配置です。

どう取る想定なんだこれ

ごちゃぐにゃの入口と出口に壁が付いてくるせいで、ロングノーツを全て全押し交互で取ろうとすると、抜けの壁が出張になるか、どこか1ヵ所で片手全押し2連を挟む必要があります。

67, 68小節を抜粋
左 : 67小節抜けの壁を出張で取るパターン
右 : 67小節抜けの鍵盤を連打で押し直してゴリ押すパターン

別に↑でもいいんですが、最初の単ロング2本だけ片手で取ると、その後の全押しと壁を処理する手の巡り合わせが噛み合うのでオススメです。

67, 68小節を抜粋
これが一番無理なく無難な取り方だと思う

◆3個同時ホールドしまくり地帯

元気だねって感じの配置です。

ここは

①間に来る壁2回を両方とも出張で取る
②2回目の壁までの鍵盤は全て8分交互全押しで、壁は2回とも壁側の手で取る

の2パターンがあると思うのでやりやすい方で。
どちらにせよ、事前にどう取るのかは決めておいた方が咄嗟のミス防止に繋がります

125, 126小節 + 127小節の1拍目まで抜粋
左 : ①のパターン。出張で壁を叩いてすぐに全押しホールドに向かわないといけないため、両手共に着地力が問われる
右 : ②のパターン。1回目の壁と同時に左手にホールド判定を移す。2回目の壁は右手でホールドを押さえた状態で迎えることになるので左手で左壁が取れる

◆シメのクソムズ地帯

レベル15。

定数14.6でこんなもんやらすな

一応、表拍側はやってることが『壁→鍵盤外側2つ同時押し→壁→(略)同時押し→壁』でしかないので、その動きを自動化気味にして裏拍側に意識を集中すると取りやすくはなる……と思います。個人的にはこれでやりやすくなりました。

表拍側を自動化気味にした際の意識のイメージ

SSS+やAB狙いでもないなら、鍵盤は全押しにしてHIT 4個? を通行料として受け入れるやり方でもいいと思います。それでも十分忙しくて難しいですし……。


【14.8】渦状銀河のシンフォニエッタ

局所難な印象です。
BPMが238と速く、リズムも配置も常に忙しない譜面なので赤ブレを減らすのは大変だと感じました。一方で、ノーツ数が多いのでその難しい局所をごまかせればある程度は伸ばしやすい譜面ではないでしょうか。

◆ロングノーツとベルの軌道が実は噛み合ってない地帯(78~82小節)

ロングノーツとベルの軌道が実は噛み合っていません。

ロングノーツとベルの軌道が実は噛み合っていない

ノーツとベルを別々に認識しようとすると混乱しますが、ロングノーツは基本的に2拍ごとに色が外→内→外→内と移動しているだけです。途中、1度だけ青ロングが3拍→緑単発2打になっているので、そこは注意しましょう。
ベルを目で追って、ノーツはリズム + ベルを追った視覚情報の副産物で捌くのがいいかなと思います。

◆サビ前の盛り上がりを感じるところのなんかヤンチャな配置(90, 91小節目)

ムズ過ぎ。

レバー操作を代わりにやってくれる彼女が必要
和尚行為はNG

リズム難に加えて視認性も悪く、さらに手元も忙しいというつらい配置。
正直、ここはマトモに押せませんでした。許容がデカいので「ここで多少HITを出してもよかろう」の精神で90小節目は適当に鍵盤をバシバシして乗り切って、91小節を真面目に頑張る、というごまかし方で良いんじゃないでしょうか。
一応、上手いこと早めに全押しすれば多分HITは出ません(わからない)。
90小節目の躓きが91小節にまで響いて、ちゃんと拾えるはずの2個同時押しで赤ブレやHITを出すのが一番勿体ないと思います。

(2024/1/2 追記)
マトモに押そうと試行錯誤していてずっと「ここレベル15だろ」と思っていましたが、実は「片手8分全押しでAB通過できる」という話を聞いたので試したらマジでした。一回ズレる(HITが出る)とその後がずっとコケるけど……。

入りの赤同時が見た目をややこしくしていますが、この2小節を通して、ざっくりとは
左手:赤単発 → 適当にレバーブンブン
右手:全押し8分(ただし巻き込むのでCBのタイミングで正確に。気持ち早い分にはセーフ?)
でOKでした。
押しにくいとは思いますが、最初の同色同時だけはどうにか頑張って押してください(雑)。

全押しで簡略化すると、ここ↓まで単純になります。

ノーツのない5拍目の裏は空打ちしてしまってもOK(なはず)。
正確なタイミングで叩けていれば巻き込まない(はず)。

注意点としては、この捌き方だと最初の赤単発以外で左手を鍵盤に介入させるとノーツ配置とボタン入力がズレてHITしか生まれてこなくなって終わります。左手で余計にボタンを触ってしまわないこと、己の右手を信じることが肝要になります。

また、後半の鍵盤2つ同時押しゾーンは見たまま押しにスイッチしてしまうのもいいと思います。余計な巻き込みの可能性をより排斥できるので。

ここの話ね。

全押し全CB抜けが安定しない場合等は、ここをしっかり押して失点を押さえるやり方も選択肢になると思います。
(追記ここまで)

◆クリスマスツリー2本(126~129小節)

腕が4本と脳が2つ必要。

きれいだね

なのでこうです。

126, 127小節目のみ抜粋
8分餡蜜

↑図の通り、127小節の頭(↑図だと5拍目)を右手から入ると、餡蜜最後の全押しと128小節頭の壁の処理で同じ手が連続しなくなり、忙しさを回避できます。その次の抜けはどうせ両壁同時押しなんであんま関係ないっちゃないですが。

元の配置がBPM238の12分なので、8分で叩くのは思ってるより遅く感じるかもしれませんが、己を信じましょう。

◆明治バニラソフト(145, 146小節)

短い緑ホールドの直後に緑連打が来る。結構すごい配置してる。

おいしそう

「あ~終わった終わった」と両手をホールドし続ける心積もりでいると「終わってねーよ」と緑連打に刺されます。
曲の終わりも終わりなので気が緩みがちなポイントですが気を付けましょう。

連打への備えが早過ぎて緑ホールドを離してしまう失点、ホールドを抱えすぎて連打の入りが拾えない失点の両方とも避けたいので、両手で全押しした後は片手をすぐに離してしまうのがいいでしょう。


【14.9】FREEDOM DiVE

私は速さについていけていないため全体を通しての赤ブレが多く、あまつさえラスト以外でもHITを多発することがあったのでギリギリSSS程度でしたが、高速乱打でちゃんと精度が確保できる人なら最大難所のラストをかなり妥協して押してもそれなり以上の高スコアが出得る譜面だと思います。

◆くねくねロング地帯(52~57小節)

速さも相まってプレイ中のパッと見だとわかりにくいですが、徹頭徹尾同色の組み合わせしか降ってこないため、色だけ見て押せばOK
8拍ごとに単発2連打がくることにだけ注意。

適当に2小節分抜粋

◆サビ入った直後(60~63小節)

60~63小節の各小節の終わり際は外側鍵盤2つ同時押しで良さそうな雰囲気を出していますが、1個押し→2個押しの配置になっているので、2個押し→2個押しで捌くとまずHITが出ます。
譜面が速く、雰囲気で配置を見ているせいかやらかしがちだったので意識が必要でした。

60小節のみ抜粋


◆2本ロング+トリル地帯(83~89小節)

ブレイク明けに2本ロング+トリルが7回降ってきますが、その内の4回目、5回目、7回目は見たままだとトリルを両手で分担して取ることが出来ないので混乱して破滅します。
律義に両手ともロングを押さえる必要はないので、トリルが押しやすくなる方の手をどちらか離してしまいましょう。

4回目(87小節目)の2本ロング+トリルパターンを抜粋。5, 7回目のパターンでもやることは同じ
個人的には鍵盤が寄っていない方のロングを離した方がやりやすかった

対処としては単純なことですが、プレイ中は全く頭が回らず、『ロングから片手を離す』という発想が全く出て来ず……。譜面と睨めっこする時間も必要だなぁと実感しました。

また、トリルが速いこともあり、2色同時押しのトリルに分解するやり方もあります。
最初はこのやり方で試してましたが、思ったより考えることが多かったので私はうまく扱えませんでした。

最初から赤緑+赤青で入っても良い
私の頭だと『押すボタンの数が2倍 → 脳への負担も2倍』だったので不採用

どう押すにせよ、見たまま押せるパターンと工夫が必要なパターンが来る順番を把握しておくのが大切だと思います。

◆壁撤廃ゾーン(107小節~曲終了まで)

壁が撤廃され、ベースの黒地が広がる部分です。
Viyella's Scream終盤なんかとは違いノーツ自体の配置間隔には変更がないので、意に介さない人もいるかとは思います。が、私は急激に視認性が下がり苦労しました。

比較のため104小節と108小節の壁撤廃前後1小節分ずつを抜粋
これだけのことなのにマジで見難い

見えないものは見えないので正直「どうしようもないのかなぁ」と思っていたんですが、自分が後ろに下がる(=眼と画面の間隔を普段より広く確保する)ことで視認性を保つことが出来ました。
『下がる』と言うとわかりにくいかもしれませんが、椅子により深く座り直すというか、その上で腰の角度を普段より起こす(鈍角に開く)というか、そういう感じです。傍から見たら無様な姿勢になってるかもしれませんが、プライドでスコアは出ないので気にしないこととします。

大変ありがたいことに、壁が撤廃される小節内は判定の緩い壁とレバーが少々来るのみなので、眼と画面間の距離を再調整するのは難しくありません。

ピント合わせ調整期間

余談ですが、このやり方はViyella's Scream終盤のノーツ間隔が広がるところの対策を考えているときに気付きました。Viyella's Scream終盤にも通用し、こちらでも一気にスコアを上げることが出来ました。
他の譜面の同様のギミックにも十分通用すると思います。プレイ中に後ろに下がるだけの猶予があるか否かという問題はありますが。

……弐寺だと瞼ヒドゥンみたいな、己の肉体を用いた譜面への対処の話って聞きますけど、オンゲキ以外の機種も含めて『後方に下がる』って対処は一般的だったりするんですかね? 車輪の再発明だったら恥ずかしい……。

◆最後のなんかめっちゃムズいの(126, 127小節)

殺意を感じる2小節です。
この手前の2小節には8分間隔でしかノーツが置かれていないため、一呼吸整える時間があるのは救いですね。

ムズい

126小節は分解すると、1拍ごとに色が変わる単色トリルにゴミが付いてるだけなんですが、ゴミの付き方がタチ悪くてめちゃめちゃ見づらい配置になってます。
しかし、幸いなことにゴミは表拍にしか存在しないので、左手全押しでゴミを無視します。

右手はがんばる


127小節は見たまま押そうとしたんですが、何度やっても頭と指が絡まってマトモに動かず押せそうになかったので、妥協して全押ししました。

俺の答えはこれや

ベターなのはHITを極力抑えられるように全ノーツ↑からほんの一瞬遅らせたタイミングで押すやり方でしょうか。
完璧なタイミングで押せれば一応AB通過できるはずです(多分)。

……という話をしておいてなんですが、こちら↓の記事によるとBPM225の8分が安全に全押しできる速さの限界とのことなので、BPM222.22のFDではかなりシビア寄りということは頭に入れておく必要があります。

ということを踏まえると、8分両手全押しじゃなくていっそ16分交互で全押しでもいいと思います。その場合の最安通行料は譜面見た感じだとHIT 6個でしょうか(違ったらごめん)。
8分両手全押しで軒並みHITになってしまう大事故を避けたい、といった損切の考え方では16分交互を選択する価値もありそうです。

……もしかしたら、置かれていないノーツ分だけちゃんと指を外すことで全押しよりも安全かつ安定してAB通過できるかもしれません(試してない)(ここまで書いてて今気付いた)。

妥協点としては悪くなさそうな気がする(試してない)

ともかく、工夫の余地は特になくて、大きくは見たままちゃんと押す/全押しでごまかす、の2つしか選択肢はないのかなー、という気がします。
忙しい2小節ですが、自分が出来る範囲の押し方を見つけて妥協しましょう。

ところどころ光っているので、もしかしたらこれを活かしたドンファイのラストのような抜け道もあるのかもしれませんが、譜面と睨めっこしても私には活用方法が微塵もわかりませんでした。
個人的には「曲のフィナーレに表拍でバシュンバシュンと光ノーツの音するとアガるから」というのが光ってる理由じゃないかと思ってます。いや絶対そう。


【14.9】天狗の落とし文 feat. ytr

所見でSすら取らせる気がない譜面をしてますが、舌打ちを噛み殺して一つひとつの配置に対して対策をしていけば、高スコアを出すことは可能だと思います。
何より定数が高いので、研究さえすればやればやっただけレート値を積み上げられる譜面、正直稼ぎだと思います。

この譜面の攻略については動画を作ってみたので、↓をご覧ください。
一時停止前提の作りになっているので、プレイ画面と譜面画像の間の四角を見ながら適宜止めてください。


【15.0】怨撃

完走できるならスコア詰めは一考の余地ありです。

弾幕はレベル15ですが、鍵盤自体は難しく見積もってもいやらしい配置の13+程度ですので、完走さえ安定させてしまえばSSS+は不可能ではないです。

ただ、0から完走を目指すとなると、少なくとも100~200回はプレイが必要になるでしょうし、そもそも挑戦の前にデッキを作成する手間もあります。

レート上げのためだけの挑戦は正直オススメできませんが、『レートはともかく本腰を入れて完走を目指したい(=レート値加算を副産物として捉えられる)』『過去に完走しており、スコアに伸びしろがある』といった場合は、レート値17.00(赤字)(太字)(斜体)を目指して取り組んでみるのもいいと思います。仮にピッタリSSS止まりでも16.50にはなりますし。

本記事では怨撃の具体的な攻略については触れません。
過去に怨撃についての攻略気味の記事を投稿しているので、もしよければ参考にしてください。少なくとも、攻略動画等の参考資料集としては機能すると思います。


【15.3】MarbleBlue.

アホほど難しい箇所はできなくても、14上位や14+である程度スコアが出せれば食らいつける箇所で頑張ることで、SSまでのスコアはそこまで遠くない譜面だと感じました。
私はモノは試しでアホほど難しい箇所を軒並み全押しでバシバシしていたら992k(レート値16.40)を出すことが出来たので、SSちょっと上くらいのスコアならミスを徹底的に減らすことで到達は可能だと感じました。

◆絵が出て来る手前(49~51小節)

レート値16.40狙いプレイの場合、多分ここが最大の分水嶺となります。

49, 50小節目は左2/右3レーンであることを意識して取りこぼしがないように。結構小まめにノーツが光っているので、押せさえすれば意外とロスは少なく済みます

50小節のみ抜粋
左2/右3レーンで配置を分割したもの
赤丸は4拍目の裏打ち
どう押してもムズい

二重トリルについては、50小節目の4拍目の裏打ちから既に二重トリルが始まっているという意識を持った方がタイミングが掴みやすくなると思います。
入りでコケると1小節分コケっぱなしになってしまうので、二重トリルの入りは判定表示を見て特に気を配るべきです。

◆嘆きの樹(88, 89小節)

クソ難しいところ、すなわち全押しでごまかしてもいいところ(その1)です。
両手全押しの8分餡蜜で乗り切ります。理論上はAB通過できそうですが、まずいくらかHITも出るとは思います。他部分をしっかり頑張るという前提においては、それは通行料なので気にしなくていいでしょう。

ハジマタ(既に中盤)

一応、中央の2レーン程に視界を絞ると見切りやすくはなります。私は安定しなかったので全押しに逃げちゃいましたけど。

◆くねくね(111小節)

見えにくく押しにくい。

BPM198でいきなり来られても見えない

ただ、初っ端の赤がわかりにくくしているだけで、大きく見ると単発赤→緑青トリル→赤緑トリルと見ることが出来るので、それを頭に入れておくとよいでしょう。
入り方の具体的な意識の仕方としては、

①初手例外の緑青トリル(=最初の赤も緑青トリルの一部)として見る
②赤は緑青トリルとは切り離して考え、裏拍緑から始まる緑青トリルとして見る
③最初の赤→緑→青のみ階段、その後緑青トリルとして見る

あたりがあるでしょうか。色々試してみましたが、個人的には①がやりやすいと思ってます。この辺りは普段の譜面の見方次第でしょうね。

頭(意識)側の対策とは別に、指側の対策としては強めにボタンを押してリズムをとるというやり方が原始的ながら一番有効なのかなという気がします。12分なので指の動きとしても余裕はあるでしょうし。

◆ラスト(116~121小節)

クソ難しいところ、すなわち全押しでごまかしてもいいところ(その2)です。

イカれてる

ここは「常に8分餡蜜」等と決めていたわけではなく、やりながら着地に自信がない場合や指が動かなそうだなと思った場合に都度都度躊躇せず餡蜜をする、というやり方で取り組んでいました。

具体的には、↓の運指をその時々で混ぜて使っていました。

左 : 理想的な動き
右 : 妥協(餡蜜)しきった場合の動き

右画像の配置は画像だけ見るとリズムが気持ち悪く見えますが、実際にやってみると『鍵盤3連の奇数打のみ叩く』というだけなので、見たまま叩く難易度は高くありません。

また、この一帯の壁は全て光っているので、ある程度適当に押しても問題はありません。餡蜜する場合のリズムも含め、あくまでも鍵盤でリズムをとる意識でいた方が乱されにくいでしょう。
ちなみに、壁のリズムは付点8分です。#オンゲキ運指 で壁のみを打ち込んでみてリズムの確認をしておくと良いかもしれません。

少なくとも、この最難所が完璧である必要はない(てか無理)ので、可能な限りMISSを出さない、出来ればHITも出さないという目標を死守する心積もりでさえいれば良いと思います。
激ムズな119, 120小節目はそこそこに、それよりも121, 122小節での失点をしっかり押さえることの方が重要です。

◆ラストの終わり(121, 122小節)

抜けのトリルラッシュです。

121小節目の壁+青緑トリルは、120小節目の壁+青をトリルの始点とすると崩れにくいです。その手前にある緑はトリルの一部として認識せずに、単発が紛れ込んでいるものとして処理してしまった方がリズムは守れます。

ここからスタート

『壁とともに青を叩く』『緑は青と青の間で叩く(=あくまでもリズムは青と壁で取る)』というイメージを持っておくと、少なくともHIT以下は出にくくなると思います。
この手前部分からずっと忙しいため、走りがちになってしまうところですが、fast/slowを見て可能な限りタイミングを調整しましょう。


続いて122小節目ですが、
前半 : 赤青→緑緑の16分二重トリル
後半 : 赤青→緑の24分トリル
になっています。

段々3レーンになっていくので緑が見難い

前半は押せるのならば見たまま押す、厳しいなら外側2個ずつ押しの8分餡蜜で良いと思います。全押しすると24分トリルのノーツを巻き込みそうなので非推奨です(ここで全押ししたことないからわからない)。

後半は配置ノーツに対してボタンの数を押し損なうことが一番の損失なので、余分に1, 2打するくらいで丁度いいなというのが自分の結論です。どうせ次はフリックなので多少遅れても問題ないですし。
リズムがちゃんと取れるなら全押し12分6連でも良さそうですが、かなりタイミングはシビアな気がします。16分でずっと叩いてきて急に12分というのも難しいですしね。


終わりに

一丁前に譜面解説という形での攻略記事を書いてみました。
新作がいつになるのかわからないとはいえ『新曲枠がいつまで新曲枠なのか』という問題があるので、新曲枠攻略を先に投稿しました。ベスト枠の方はまだ1文字も書いていないのでいつになるかわかりません。
少しでもレート向上を目指す方の役に立てれば……!! と思っています。

まだまだ仕様の理解なんかについては未熟なので、自分の勘違いなんかもあるかもしれません。明らかに間違っている部分等があれば、twitterの @310U_in_the_sky にご連絡いただければ、対応させていただきます。

(2023/12/16 天狗の落とし文 feat. ytrの記述を追加)
(2024/1/2 渦状銀河のシンフォニエッタの一部記述に打消し線の追加、及び記述の追加)

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