11/28 ニュースなスペイン語 Ibérico:イベリコハム
マドリード州ヘタフェ市(Getafe)で、男2人がある事件の容疑者(presuntos autores)として逮捕された。
男らはコルドバ産の生ハムの原木(jamones y paletillas)296本と乾燥ヒレ肉(cañas de lomo)448本を強奪(robo con fuerza)したとされている。
以下は押収されたヒレ肉の写真。
被害総額は20万ユーロ(約3250万円)に及ぶそうだ。
事件は、先週の水曜日の早朝、生ハムの乾燥施設(secadero de jamones)で発生。また、時ほぼ同じくして、同県のタイヤ工場(taller de neumáticos )で、2台のワゴン車(furgonetas)が強奪されるという事件も発生していたという。
警察当局はこれらふたつの事件が関連している(ambos robos podían estar relacionados)と見ている。
容疑者の供述などから、捜査を進めてゆく中で、ヘタフェ市の工場地帯(polígono industrial)で盗難されたワゴン車の内を発見。内部から盗まれたハム類を押収したという。
生ハムの需要側増えるクリスマスまで1ヶ月を切ったこの時期らしい事件だなぁ、と思った(不謹慎!!)。
写真はワゴン車から押収された原木。無造作に積まれた原木にはどうも食指は動かない・・・。
もう周知だろうが、原木の内、前脚(pata delantera)を「paletilla」、後脚(pata trasera)を「jamón」と呼び分ける(けど、jamónと言ってpaletaを出されても、多分、違いに気づかないかも……)。
左がjamón、右がpaletilla(大まかな長さと形、爪の形状で判断)。
出典
https://www.rtve.es/noticias/20231126/dos-detenidos-robar-mas-700-piezas-ibericos-valoradas-200000-euros-cordoba/2462509.shtml