見出し画像

2/20 ニュースなスペイン語 Polen:花粉

この時期、花粉で悩むのは日本もスペインも同じ。

ここ数日、国内の様々な地点で、ハンノキの花粉レベルが高い(Estos días hay altos niveles de polen de aliso en distintos puntos del país)そうだ。

「ハンノキ」は漢字では「榛の木」と書く。「榛(はり)の木」が変化したとウィキペディアにはある。

写真はもとより、用途、生息地、はたまた、同じ科に属す他の木などもグクってみたが、小生とは全く接点がない。

カバノキ科ハンノキ属の落葉樹ということだが、残念ながら、全然イメージがわかない。

ただ、ハンノキの花粉によるアレルギー(alergia)の症状(síntoma)は、鼻や目のムズムズ感(picores en la nariz y los ojos)、鼻水(mucosidad)、喉のイガイガ感(irritación de garganta) 、くしゃみ(estornudos) 、倦怠感(cansancio)のようで、これらは日本でもお馴染みの不快感だ。

このハンノキのアレルギーの影響が最も強い地方(las regiones más afectadas)は、ガリシア州、エストレマドゥーラ州、カスティージャ・イ・レオン州と、広範囲に及ぶ。

今週あたりから、エブロ川上流(Alto Ebro)、カンタブリア州東部(Cantábrico oriental)、グアダラハラ(provincia de Guadalajara)、カタルーニャ北東部(noreste de Cataluña)、カスティージャ・ラ・マンチャ州の西部(extremo occidental de Castilla-La Mancha)、マドリード州とアラゴン州(algunos sectores de la Comunidad de Madrid y de Aragón)の数カ所などにも花粉が到来し始めるという。

さらに、面倒は重なるもので(por si fuera poco)、花粉の飛散の時期は、サハラ砂漠からの黄砂の飛来(llegada de polvo sahariano;calima)と一致しそうだ。

サハラの黄砂は主にバレアレス諸島を含む、イベリア半島の南半分(mitad sur)に及ぶという。

記事を読んでいて、小生の知り合いはアンダルシア州ハエン(Jaén)の出身で、同地ではオリーブ(olivo)の花粉アレルギーが酷いと言っていたのを思い出した。

写真はハンノキの実。

出典
https://www.elconfidencial.com/espana/2023-02-16/niveles-polen-disparan-primeras-alergias-2023_3577377/