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ポケモンに「レジリエンス」っていそうだよね。

8月も半分が終わり、あと少しで夏休みが終わってしまう。
教員の「夏休み」は、会社員の「夏休み」とは少し違う。

本業が、少し薄まることだ。生徒たちと関わることがなくなる。ただ「どんな風に過ごしているのかな」「夏休み明けはどのように始めようかな」と考えたりする。

一ヶ月間、日々の忙しさから解き放たれると、9月からの学校再開に少しの抵抗がある。それは、教員になってからだけでなく、子どもの頃からも同じだが。

9月になって気にするのは、生徒たちが変わらず登校できるかどうかだ。長期の休み明けに登校しづらくなってしまう生徒が何人かはいる。

「久しぶり」ということに抵抗感を抱くことには、共感できる。だって、大人になっても「やだなー」と思うことはある。

ただ「やだなー」をどれくらい受け止め、割り切ることができるのかが重要だと思う。

これは、長期休み明けに突然起きる事象ではなく、普段から「やだなー」にどれだけ向き合ってきたかだと思う。

こういった力を「レジリエンス」といったりするが、大事な力だと思っている。

何でも相手のことを受容することが大切な風潮がある。だが、少しずつ負荷に耐えられるような素地を育てていくことも、教員の務めだと思っている。

もちろん、対話の中で進めていくものだ。社会に出る前の準備として「レジリエンス」に着目していきたい。

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