【質問】30代子持ち女性でも、監査法人で働かせていただけるのでしょうか？
こんにちは。
「公認会計士」についてわかりやすく伝える活動をしている、通称「ゆる広報部」です。
本日は、匿名で質問ができるウェブサービス『マシュマロ』からいただいた質問にお答えします。
Q. 30代子持ち女性でも、監査法人で働かせていただけるのでしょうか？
A. 合格することを前提でお話するなら、監査法人を含め就職に困るケースは稀だと思います。
noteを興味深く読んでいただいているとのこと、とっても嬉しいです。ありがとうございます！
選択肢の一つとして公認会計士への挑戦をお考えなのですね。
質問者さまの背景がわからないことや、もしわかってもその年ごとの採用状況や監査法人が求める人物像などの相性もあり一概に言えないことをお断りした上で、先輩たちの個人的な意見をご紹介いたします。
ここでの回答が絶対ではありません。「そんな意見もあるんだ」と一つの参考として受け取っていただけたら幸いです。
監査法人リクルーターAさん
質問者さまのこれまでのご経歴、前職の期間などによって選択の幅は変わるとは思いますが、監査法人を含め就職に困るケースは稀だと思います。
質問者さまの置かれている状況において勉強時間を捻出することはかなり苦労をされることとは思いますが、目指す価値はあるものと思います。
まずは日商簿記検定2級を目指すのも一つの方法かもしれませんね。
お子様と過ごす大切な時間と比較検討して、悔いのないご判断をしてください。
Nさん
結論から申し上げますと、監査法人で働くことは可能と思われます。
監査法人の多くはダイバーシティを推進しており、多種多様な人材を求め、また多様な働き方を認めているからです。
監査法人もまだまだ人手不足ということもあり、売手市場の状況が続いていると体感しております。
私自身、前職を30歳で辞め、就職時は32歳と年齢の不安もありました。
就職活動においてはとことん自己アピールにつとめ、その甲斐があったかはわかりませんが、第一志望の監査法人に就職できました。
自身の経験から、就職に関する年齢の問題は経歴や面接でのアピールなど他の面でカバーできると考えています。
ただ、勉強の段階では大きな不安を二点抱えていました。金銭面、精神面です。
金銭面については、予備校代の費用がかかりますし、また私の場合無職であり貯金でやりくりしていましたので、日々減っていく貯金に不安を覚えました。
精神面については、勉強していても結果がでないということもあり、不安で途中で諦めようとしたこともありました。乗り越えられたのは家族のサポートと受験仲間との協力があったからだと思います。
質問者さまも受験を目指すのであれば、ご家族のサポートのもと、断固たる決意で臨んでください。
合格した暁には公認会計士として一緒に業界を盛り上げていけることを願っています。
Yさん
僕自身、学生の時に公認会計士試験を目指したわけではない立場です。個人的な見解を述べます。
合格時に30代後半になっていると想定しても、業界内での女性の需要は大きく、監査法人で働けると思います。
現在の状況がわかりませんが、もし専業主婦でおられるなら一般事業会社の正社員を目指すよりコスパでいえばお得だと思います。未経験者でも残業無しでこの水準のお給料をもらえる仕事はなかなかないと思いますので。
誤解を恐れずお伝えすると、学歴や経歴がすごく強いというわけでない人ほど、他の選択肢と比べて公認会計士は合格した時のメリットが大きいような気はします。
逆に言うとすでにどこかの会社で社員として働いているのであれば、それを捨ててまで公認会計士試験を目指すメリットは少ないかもしれません。
T.Yさん
質問者さまの状況がわからないのですが、根本的な問題として、通勤圏内に監査法人はありますか？お子様がおられるのであれば通える距離の制約もあるのかなと思いました。お引越しなどが難しい場合は監査法人以外の選択枝もあると思います。
もしまだ簿記検定を受けたことがないのであれば、ひとまず日商簿記検定3級から始めてみて、半年くらいで2級に挑戦してみるのはいかがでしょうか。その中で気持ちも固まってくるかもしれません。
Kさん
監査法人で働かせていただけるのでしょうか？という質問に対してはYesです。絶対にここの監査法人がいいという希望や、勤務形態のこだわりが強いなど、選ぶ立場になれるかというと話は別かもしれませんが、選り好みせず就職を目指すならYesとお答えします。
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参考になりましたでしょうか。
子育てと勉強の両立はとても大変だと思いますが、熱意と好きな気持ちがおありでしたら、前向きに検討されてはと思います。
応援しています！
みなさまからの疑問、質問、感想、メッセージなど、お待ちしております。よろしくお願いします！
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