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「公認会計士試験"追い込み時期"の勉強法」現役公認会計士12人に聞きました!

こんにちは。

「公認会計士」についてゆる~くわかりやす~く伝える活動をしている、通称「ゆる広報部」です。

本日は「現役公認会計士〇人に聞きました!」シリーズ第二弾として、『公認会計士試験 "追い込み時期" の勉強法』について、合格した人がどんなことを意識していたか、どんな取り組みをしていたかアンケートを取ってみました。

「現役公認会計士〇人に聞きました!」シリーズ第一弾はこちらです。

今回のアンケートは、ここ数年に試験に合格した若手に絞って回答を集めました。これから受験される方、自分に合うヒントが見つかれば嬉しいです!


Q1.『短答式試験』の追い込み時期、どんな勉強法で取り組みましたか?

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1人目:
各教科書の目次を見て、ストーリーやキーポイント(ラインを引いたところ)を瞬時に思い出せるかどうか何度も確認しました。大学の受験勉強も同じように取り組み、自分にはそのやり方が合っていたためです。

2人目:
予備校の先生と相談して、自分の勉強の方向性が適切か確認した上で、試験の追い込み時期はとにかく予備校の答練や肢別問題集でアウトプットを心掛けました。
あとは、答練・模試で結果を出して自信を持つようにしました。

3人目:
毎日、時間割と同じ勉強順(企業法、管理会計論、監査論、財務会計論)で勉強していました。

4人目:
弱点強化!得意不得意を作らないよう取り組んでいました。

5人目:
教科書を何度も読む。1週間で1周。
量より質だと思っていたので、色々な問題に当たるのも必要ですが何度も繰り返し解くことを意識していました。

6人目:
難しい問題には手を出さず、着実に取れる問題ばかり解いていました。暗記系と計算系はバランスよく触れるようにしていました。

7人目:
基準等に従った処理を確実にできるように、基準等の設例は、基準の文言をイメージして確実に解けるようにしてました。根拠条文に基づいているという自信があるので、初見の問題も対応できます。あとは、ミスはしない、仮にしたとしても一度したミスは二度としないようにしました。

8人目:
追い込み時期は新たなテキストには手を出さず、今までに勉強したテキストを確認しました。

9人目:
専門学校のテキストの例題、肢別チェックを繰り返し繰り返し回していました。

10人目:
頻出の問題で間違いやすいところを反復していました。

11人目:
理解するまで繰り返す!

12人目:
過去問と暗記!


Q2.『論文式試験』の追い込み時期、どんな勉強法で取り組みましたか?

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1人目:
特に難易度が低いものを瞬時に答えられるように意識していました。取りこぼしが一番もったいないためです。
可能な限り過去問を解くことを意識しました。過去問に取り組むときは「解かない問題」を見抜くセンスを意識していました。

2人目:
追い込み時期はプレッシャーをあまり感じないように、いつも通りのリズムを心掛けました。12月から8月の勉強時間はほとんど変わらなかったです。
アウトプットの一環で友達と問題の出し合いや、わからないことを相談して、自分の理解を他人に説明できるように言語化していました。

3人目:
丸暗記するのではなく、大事なフレーズをきちんと覚え、各問題で満点がもらえる論述をするのではなく、半分程度の点数を死守することを意識していました。

4人目:
短答と一緒で、弱点強化。得意不得意を作らないことに取り組みました。

5人目:
基本を押さえることを心がけていました。
問いに対してどういう流れで回答するか、必要な条文は何かなどをメモし、解答とのズレがないかを確認する勉強をしていました。

6人目:
短答と同じく、難しい問題には手を出さず、皆が取れるであろう問題を落とさないように心がけていました。
短答よりもずっと相対試験なので、挫けそうになっても「私ができていなければ皆出来ていない!」の心持ちで挑みました。

7人目:
追い込み時期までに過去問や答練、問題集等を一通り対応して、何が出ても合格水準に到達するように取り組みました。追い込み時期はそれらを見直し、似たような問題が出た時は効率的かつ確実に解けるようにしました。

8人目:
答練の回答をとにかく見直しました。

9人目:
テキストの読み込み!基準の趣旨の暗記!

10人目:
短答と同様、頻出の問題で間違いやすいところを反復していました。短答の時よりも、他の受験生が正答するであろう箇所をより意識していました。あとは、経営の理論を詰めこんでいました。

11人目:
テキストを読み込む!

12人目:
ひたすら暗記してました。


おわりに

『追い込み時期』は仕上げのようなもの。

それまで皆同じように学習を進めていても、最後の仕上げは人それぞれの苦手や得意、性格によって取り組み方が違うようです。

これから受験を考えておられる方、『追い込み時期』の取り組み方に絶対的な正解も不正解もないので、自分を信じて突き進んで欲しいと思います!

次回の「現役公認会計士〇人に聞きました!」シリーズは、
・仕事で一番楽しい時
・しんどい時

の回答をご紹介したいと思います。
ぜひ読んでみてくださいね。ではまた!

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