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「会計」ってなぁに?「監査」ってなぁに?

こんにちは。
「公認会計士」についてわかりやすく伝える活動をしている、通称「ゆる広報部」です。

noteでは公認会計士の基本のお話や、先輩たちの働き方など、サクっと読みやすい記事を公開していますので、よかったら読んでみてください。

公認会計士の基本はお話しはこちら。

さて今回は、

・そもそも「会計」ってなぁに?
・「監査」ってなぁに?
・公認会計士がおこなう「監査」とは

というお話を、日本一(?)わかりやすくご紹介していきたいと思います!


「会計」ってなぁに?

「会計」と聞くとすごく難しいイメージを持たれるかもしれませんが、実は基本的な仕組みを理解するのはとっても簡単なんです。

広報活動の一環として小学生向けにお話しする際によく、こんなふうに質問してみます。

「みんなの中で、お小遣い帳をつけてる人はいる?」

ぱらぱらと、手が挙がります。

「それをお母さんに見せて、今月は漫画買った〜とかお話ししたりするよね。それが、会計だよ」 

そう。会計の基本的な仕組みは、意外とシンプル。
お小遣い帳や家計簿のような「入ってくるお金と出ていくお金の記録」が『簿記』にあたり、「記録を含め様々な状況を報告すること」が『会計』です。

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「監査」ってなぁに?

では「監査」とはなんでしょう。こっちはさすがに難しそうですよね。

小学生にまた質問します。

「じゃあ、お小遣い帳に書いてある『残ったお金』と、実際手元にあるお金が合ってるか、お母さんにチェックしてもらったりする?時々、書き忘れたりもするよね。こないだ買ったアイスを書いてないよ!って言われたり」

あるある!という様子で頷いて聞いてくれます。(みんな素直でかわいい!)

「実は、お母さんがやっているのが、監査です」

ごくごく簡単に説明すると、「会計が本当に合っているのか第三者の目でチェックすること」そして「合ってる!と太鼓判を押すこと」これが『監査』です。

厳密に言うとどこまでもむずかしくなるのですが、基本の仕組みはこんな感じ。意外とシンプルです。

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公認会計士がおこなう「監査」とは

では、さきほどお母さんがおこなったことを、企業の規模で考えていきましょう。

企業や組織は、自分たちの活動を財務書類にまとめます。その情報が本当にあっているか、間違いはないのか、きびしくチェックする人がいなければ、誰も安心して「この会社と取引をしよう」「この会社にお金を貸そう」とはなりません。

公認会計士は独立した立場から、企業や組織の財務情報が正しいのかを徹底的に調べ、「この情報は正しいです!」と保証します。これが実際に公認会計士がおこなっている「監査」。「監査」は公認会計士にしかおこなえない、独占業務なのです!

公認会計士がきびしくチェックして「正しいですよ!」と保証することによって情報の信頼性が担保され、経済活動が健全におこなわれていきます。

公認会計士って、実は社会をかげで支えているかっこいい職業なのです。(自画自賛)

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「会計」「監査」ってそういうことなんだ〜と、少しでも身近に感じていただけたら嬉しいです。もっと詳しく知りたい方はこちらもぜひ読んでみてくださいね。 

参考
公認会計士監査とは | 日本公認会計士協会

また次回もお楽しみに!

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