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大学生が読むビジネス書 「より良い方向に変化し続ける」ということ

こんにちは、【自分の人生をどう生きるか】を真剣に考える普通の大学生、ゴウタです。そんな僕が、本を読んで学んだこと、思ったこと、を淡々と記録としてまとめていく記事です。今回は、1つ星レストラン"ラッセ"のオーナーシェフ村山太一さんの【なぜ星付きシェフの僕がサイゼリアでバイトするのか?】です。気になる方は、ぜひ記事を読んでみてください。

本の簡単な紹介

 この本の著者、村山さんは調理師学校を卒業後、高級中華レストランに就職するも、求めていレベルとはかけ離れており、一生、一流になれないかもしれないという危機感を感じます。そこで、高級中華レストランをやめ、一流料亭で修行をすることを決意します。その後、イタリアに渡り、26年間三ツ星を獲得している伝説のレストラン「ダル・ペスカトーレ」などで修行をしたあと日本に帰国しラッセをオープンして今に至ります。この本は、そんな、村山さんの人生において料亭での修行時代やイタリアでの修行時代に何を考えていたのかや、このようにすごい経歴を持つ人が誰もが知っているサイゼリアにアルバイトして、得た考えなどについて書かれている本です。もう、サイゼリアでバイトしてるってだけで読んでみたくなります。

一流に学ぶ

 村山さんは、一流に学ぶことで最短最速で成長することができるとおっしゃってました。村山さん曰く、これはマヨネーズ理論というそうで、なぜマヨネーズ理論というかは実際に読んでみてください。一流を完コピし、まねることで、自分の中で土台を作ることができるとおっしゃいました。実際に、村山さんは最初の料亭で師匠を徹底的に観察し、その後イタリアに行った後もシェフの呼吸からしぐさ、なにからなにまで徹底的に一流を完コピしたそうです。完コピをして、土台を作り、そこから自分のオリジナルを頭を使って作り出していく。まさに、学び=まねるということを体現していました。そして、まねることが大事だからこそまねる相手、師匠選びは妥協してはいけないとおっしゃってました。

僕は、一流を徹底してまねたことがありません。徹底してまねることって相当難しいと思います。完コピはあまりいいイメージを持たれませんが、完コピをそもそもすること自体が相当大変だと思います。そこで、徹底的に完コピをできた人だからこそ自分のオリジナルもまた相当すごくなっていくんだと思いました。

また、僕は環境選びというのもすごく重要だとこの話を聞いて思いました。一流の人が集まる集団にいるところに飛び込むことで一流の人がどんなことをやっているのか普段どんな習慣で考えているのか、一流に触れるためにも自分がいる環境というのも自分で整えていくことが大事なんだと考えさせられました。

また、僕が一番この本で印象に残ったところが「相手に期待感をギフトする」というところです。村山さんは、実績が何もない人が一流料亭やイタリアのレストランで、弟子入りさせてもらうためにどうすればいいか考えたときに、この一流の人たちより熱をもってこいつなら何かやってくれそうだなという期待感をギフトするということを考えたそうです。これを聞いて、僕は、うわーと心を打たれました。確かに、実績も何もないところで一流の人に弟子入りするのは簡単なことではないですよね。それを、一流の人に期待感をギフトすることで弟子にしてもらうという熱意を感じて感動しました。僕も、まだまだ20歳で何も知りません。でも、今後何をするにしてもお世話になる人や師匠になる人などは必ずいると思います。その時に、自分もその人たちに対して「期待感をギフトする」ことができる、相手をワクワクさせることができるようになりたいと思いました。

MBAより休日バイト

 村山さんのような料理の世界ですごい経歴を積んできた方が自分の休日にサイゼリアで高校生と一緒にバイトをし始めます。レストラン“ラッセ”の課題は、生産性と仕組み化であり、その点で最高峰であるサイゼリアに学びに行き、「より良い方向に変化し続ける」ためです。そこで、チームの在り方や生産性について様々なことを学んでいきました。

まず、この発想がほかの人にはないのかなって思います。常に危機感を感じどうしたらよくなるの考え行動する。このサイクルがめちゃくちゃ早いのと同時にプライドとかを気にすることのない人間性がやっぱり本を読んでいてとても感じました。

そして、この成長のためにバイトをするというところに僕は考え方を変えなければいけないなと思わされました。自分は、バイトはただ自分の時間を切り売りしてお金を稼ぐことだと思ってました。バイト中も、こんなこと何のためになるんだと思いながらやっていました。しかし、村山さんは、学ぶためにバイトを行い様々なことを学んでいました。僕には、この考え方が全くなかったです。バイトからも学ぶことがあるし、さらに、バイトをするなら自分が興味のある分野とか自分が学べるところに行ってバイトからも学ぶという思考を身に着けるべきなんだと思いました。MBAよりバイトというのは面白いなと感じます。この考え方に早く気づけて良かったなと思いました。

最後に

村山さんは、常に考え、行動し、素直に学ぶ。この姿勢に心を打たれました。村山さんは、自分のことをバカだと言っていますが、僕からしたら天才です(笑)行動の鬼であり、学びの天才であると思います。

あと、高級レストランとか言ったことはないですけど、ラッセという店にめちゃくちゃ行ってみたくなったので行ってみたいと思います!

この本では、ほかにも読書のことや、最強のチームとは何か、についても書いているので気になった方はぜひ、読んでみてください!最後まで読んでいただきありがとうございました。

#ビジネス書 #本 #なぜサイゼ

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