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自分が何者であるか知るために

ちきりんさんが書いた「自分の意見で生きていこう」を読んだ。
この本は間違いなく私に大きな影響を及ぼした。
これまでやったほうがいいよね〜と思いつつ手を出していなかったnoteにアカウントを作成したからだ。
自分の意見を考え抜いた上で言語化することがいかに大切かを説き、それには訓練が必要であることを実感させ、大仏であるかの如くわたしの重い腰をあげさせてくれた。

わたしは今、うつ病の治療中だ。
なぜこの病にかかってしまったのか、心療内科の先生は考えない方が良いと言う。
今は思考がネガティブなので、悪い方向にしか考えられないからという理由だ。

いやーむりぽ!!!

だって休職して時間は無限にあるのに意欲的に活動できないのよ。
考えたくなくても考えちゃうよね。
どうせ考えるんだったらしっかり記録して、たまという人格を見える化したほうがよくない?
そしてそれを知ると言うことはわたしという人間を知ると言うことだと思う。

そう思わせてくれたちきりんさんに感謝!!


そしてとても大切な考え方だなぁと感じたのは、「意見には正解がない」ということ。
こうやって簡単に文字にするとそりゃそうじゃんって思うけど、
意外にこういうふうにかんがえられないことってあると思う。

例えば、ワクチンを打った方がいいという意見に対して、反対派のひとって
「はああああ!?じゃぁワクチン打って死んだらあなた責任取れるわけ!?実際こんなに死者が出てるのよ!?」
ってまるで賛成派のひとを殺人鬼のように扱うコメントをよく見かけます。
ワクチンを打って救われることも苦しめられることもどちらも報告されているのだから、どちらが正解ともいいきれないですよね。
それでもわたしたちは自分の意見で選択しなければならない。
(ちなみにわたしはワクチン打ってます)

何かの意見に対して、賛成も反対もあって当たり前。
SNSで「間違っていますよ!!!!」ってさも自分が正しいと言わんばかりに噛み付いている人は、なんていうか思慮が浅いひとだなぁ〜ってこれから冷めた目でみますわ。

いや〜、良き本でした。

この本をおすすめしたい人 

*自分が何者かわからない人
*SNSでついつい噛みついちゃう人

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